●更新日 02/14●


「涼宮ハルヒ」配信延期の告知はファンをナメすぎ?


アニメ「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」の配信延期が発表されたが、その告知方法がファンらの多大な反感を買っている。

同作品については、2009年2月10日には毎日新聞の記事でも取り上げられた。13日の午後10時からYouTubeで配信する予定で、「にょろーん☆ちゅるやさん」と共に週1回の更新となるとのことだった。配信予定については公式HPにも告知が掲載され、ファンの期待は高まっていた。

ただし、公式HPのトップには「出来たら配信!気が向いたら更新!」と大きく書かれていた。週1回の更新という点についても、「但し、団長の気まぐれにより、配信日時、更新日時はコロコロ変わる可能性があります。ご容赦ください」という記述があった。それが現実のものとなってしまったのが、今回の騒動である。


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13日の22時、Youtubeにて配信されたのは、海に浮かぶヨットの映像等が流れるだけの、ハルヒとは無縁のものだった。画面上には「出来上がりませんでした」とのメッセージが表示されるだけ。これに対して、「あまりにもファンをナメているのではないか」といった意見が、ネット上では続出した。


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作品は完成していても、あえてこのような手法で延期を告知して話題性を高めようとしたのではないか、という声もある。今回流れた映像は、かつての「Nice boat」騒動を想起させるものでもあり、それが一層の話題を呼んだのだろう。14日の8時の時点で、動画の再生回数は23万を超えている。

配信延期については、海外でも反響が大きいようだ。「ANIMENEWSNETWORK」では、「'Nice Boat' Video Posted Instead of Haruhi-chan Debut」と題して、早速この件を報じた。記事には既に多くのコメントが書き込まれており、ハルヒに対する関心が世界的に高いらしいことが伺われる。

ちなみに、作者ぷよ氏のHP「TOPIA」の1月24日の日記は興味深い。「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」配信の告知と共に、同作品のアフレコ等を見学した感想を記した。「肝心なアニメの方もさすが京アニさん 凄い事になってたので完成版が早くみたいw」とのことだった。


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作品の質の高さに驚いたという意味なのだろうが、「凄い事になってたので完成版が早くみたいw」という言葉は、現時点から見ると別の意味にもとれるかのようだ。



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