●更新日 02/12●


盗撮画像流出騒動で夕刊フジ(ZAKZAK)が誤報か?


2009年2月7日10日の記事でお伝えした、女子高生及び女子トイレを盗撮した画像の流出騒動について、続報を配信する。

2月10日、夕刊フジ(ZAKZAK)は、「流出で犯罪バレた? 小中高生スカート&トイレ盗撮 妻子持ち40代男、卑劣477点」と題する記事を掲載した。その中に、以下のような一文がある。「県警塩釜署は夕刊フジの取材に対し、「すでに流出の事実は把握している。画像の解析を進め、捜査の進展次第では男に事情聴取する可能性もある」と語った」。



前回の記事にあるように、探偵ファイルでも同日に塩釜警察署に電話取材した。取材を申し込んだのは、7時14分であった。その際、担当者から話を聞き、盗撮画像の撮影者である人物が警察署に出頭したとの情報を得た。しかし、捜査を進めている最中であるため、それ以外の点については回答できないとのことであった。

2ちゃんねるの関連スレッドでは、夕刊フジの記事を読んだ人々が「出頭していないのではないか、探偵ファイルは嘘の情報を流したのではないか」と主張しているので、反論を提起したい。まず、昨日11日に塩釜警察署に連絡をとったが、祝日のため事件について把握している人物が不在であるとのことだった。

そこで12日の7時55分、同署に再度連絡をとり、話を聞いた。夕刊フジの上記引用箇所について伝えたところ、当該の記述は誤りであると担当者は断言した。夕刊フジからの取材があったことは事実であるが、掲載されている内容は同署が説明したこととは全く異なるという。なお、夕刊フジがいつの時点で取材を申し込んだのかという点については、同署からの回答は得られなかった。

同署によると、夕刊フジが書いたようなことは述べていないとのことである。流出内容である画像の確認、事情聴取の可能性等については、捜査が進行段階である現時点では話してはならないことであるというのが理由だ。同様の理由で、探偵ファイルに対しても、前回の取材で話した以上のことは答えられないとのことだった。

もし夕刊フジが事実に反する事柄を掲載したというのであれば、当然のことながら問題になるだろう。何らかの手違いによる誤報なのか、あるいは取材内容を歪曲したのか。逆に取材内容が正しいのであれば、取材の日時や詳細を公開できるはずだ。記事掲載に至る経緯について、夕刊フジから納得のいく説明がなされることを期待する。


探偵T




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