ハロウィンで外国人が山手線ジャック、本日決行？

本日10月27日、日本在住の外国人たちを中心に、ハロウィンの仮装で山手線をジャックするというとんでもない計画があるようだ。計画が発表され、ネット上では話題騒然となっている。

10月25日、「Japan Probe」というサイトに「Yamanote Halloween Train 2007: October 27th!」という告知が掲載された。「This event is not sponsored or endorsed by JapanProbe.com. Participate at your own risk.」という注意書きを見る限り、このサイトが呼びかけ人になっているわけではないようだ。告知内容は以下の通り。



21時8分に新宿駅13番線から発車となる山手線の10両目が集合場所とのこと。各自アルコール持参とも書かれている。実はこの企画は今回が初めてではなく、以前の企画の様子はYoutubeに映像として出回っている。





http://www.youtube.com/watch?v=rA5ynu6v0Io

上記サイトからもYoutubeの映像を観ることができるのだが、このサイトには当該の映像のURLは記されていない。

理由は明白で、Youtubeの映像には「Stupid Gaijin train Yamanote Halloween」といったタイトルがつけられているからだろう。「愚かな外国人」という表現からも明らかなように、この映像は企画に対する否定的な意味を込めてYoutubeに投稿されたものだったのだ。否定的な印象をもたれる可能性があるため、呼びかける側としては、参加希望者にそれを知られることは不都合だ。だから、その事実は隠したまま、過去の企画の盛況ぶりだけを伝えようとして、URLを「Japan Probe」には掲載しなかったのだろう。

実際に映像を見てみると、電車内での飲食どころか、車内で絶叫したり大暴れしたりするなど、度が過ぎた悪ふざけも目立つ。当然、ネット上では批判的な声が続出していて、「Japan Probe」やYoutubeにも多くの書き込みがなされている。「先進国ではそういうことはしない」という手厳しい意見もあれば、肯定的なコメントとして、「阪神タイガースが優勝した時は電車の中で盛大なパーティーをやるじゃないか」などというものもあった。

同様の企画は大阪でも行われているようで、駅員が総動員される騒ぎになっている模様。それに対する日本人の反発が強いのは事実だろうが、山手線を利用した企画は日本人によるものも過去にある。2003年6月に行われた、2ちゃんねるの「マトリックス・オフ」では、車内がエージェント・スミスの格好をした人々だらけという事態になった。



とはいえ、そこでは常識はずれな絶叫や大暴れはなかったのだから、今回の企画はより悪質と言わざるを得ないだろう。

ネット上では企画に参加する人々への批判だけでなく、JR等の関係部署への連絡を行おうとする人々も出てきている。一体どうなるのだろうか、気になる人はぜひ現場へ行ってみてはいかがだろうか。ただし、最低限の良識とマナーだけは守って頂きたい。電車の運行を妨げたり一般の利用客に多大な迷惑となる行為がなされたりするとしたら、決して容認されるべきではないだろう。



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