●更新日 08/01●

SEX教団「摂理」の広告塔だった漫画家とは?


昨日のスパイ日記でもお伝えしたSEX教団「摂理」。
連日その問題が大きく報道されているが、その中である有名漫画家が広告塔に利用されていたと伝えられ騒ぎになっている。


ネット上のフリー百科事典「ウィキペディア」で、「『摂理』の広告塔として世間の注目を集めた」と、少女漫画家が名指しされたから、大変だ。この少女漫画家は30年以上のキャリアを持ち、原作がテレビドラマ化されるなど、少女漫画界では5本の指に入る大物。カルト教団の広告塔となれば、シャレにならない。
「どうやら00年頃に、摂理がセックス教団とは知らずにかかわってしまったようです。摂理側がどうやって彼女に接近したのかは分かりませんが、機関紙に作品が使われるなどして、若い女性の勧誘に悪用されたらしい。確かに当時描いていた漫画は宗教色が濃かった。摂理に影響されたんじゃないかともっぱらでした」(漫画誌編集者)。

7月31日付の日刊ゲンダイより


上記記事の"少女漫画家"というのは一条ゆかりで、"当時書いていた漫画"というのは「天使のツラノカワ」という作品を指していると思われる。

写真

2ちゃんねるの宗教板の摂理スレッドには、4年前に早くもその名前が……


309 名前:名無しさん@1周年  投稿日:02/08/09 19:32
今一条さんが出してる「天使のツラノカワ」って漫画、
この前たまたまふれる機会があったんだけど、もろ摂理ネタですね。
一度読んでみて下さい。

866 名前:ジャイアン3  投稿日:02/11/17 00:21
一条ゆかりさんの「天使のツラノカワ」を読み始めて、
ようやく2巻まできました(全5巻)。
この手のコミックを読むのは本当に久しぶりなので、
内容を理解するのに時間がかかってしまいますが、
なかなか奥深く魅力的な人間描写をしますね。
若い人が引きつけられるのが理解できる気がします。

890 名前:ジャイアン3  投稿日:02/11/18 23:39
一条ゆかりさんの『天使のツラノカワ』を読み進むにつれて、
彼女の聖書理解、とりわけアダムとエバの堕罪の解釈が、
統一原理の『原理講論』や摂理の『三十講論』にある「堕落論」に
酷似していることが見えてきました。
普通のキリスト教ならこうは解釈しないと思われる箇所がけっこう目につきます。
ポストの記事は彼女への取材はなかったようですが、
「一条ゆかりの聖書解釈の特徴」とでも題して、一文書いてみたいと思っています。


モーニング、スターはどうしているの?part2
http://life.2ch.net/test/read.cgi/psy/1017667714/ より

少女漫画家といえば、実際に新興宗教の教祖になってしまった例として「エースをねらえ!」の山本鈴美香などが有名だが、代表作の「有閑倶楽部」等の作風から言うと一条ゆかりが新興宗教と結びつくというのがあまりピンとこない人が多いのではないだろうか。

いずれにせよ機関紙に作品が使われていたりしたというのは事実のようである。

「摂理」の問題は今後も大きく報道されていくであろうから、事態の推移を見守りたい。



Taka


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