「見所……家族愛ですかね。今年もほっこりさせます。最多動員賞獲りたい！」



演劇文化をより身近に生活の中へ！
というテーマのもとに北区で行われている『北とぴあ演劇祭』で昨年見事に最多動員賞を獲得した七瀬美菜劇団が、今年も参加を決めたらしい。
そんな情報を聞き、稽古場へ潜入取材してきた。



５回目の参加となる今回、座長の美菜チャンが選んだ作品は演劇集団キャラメルボックスの作品として知られる『雨と夢のあとに』である。



「恋愛より家族愛だったり人間愛をやっていきたい。純粋な人間愛を描きたいってのが頭にあるんです。凄い探したんですよ。あらすじとかをいろいろ見て決めました」

実は歌手としても日本武道館のステージに立つ夢があり、彼女は現在３年計画の真っ只中。
それ故に出展を迷ったようだけど、この作品に巡り合えたことで参加を決めたようだ。

とはいえ、昨年の最多動員賞というプレッシャーもある。
稽古場はピリピリムードかと思いきや、休憩中は終始笑顔？



それどころか、いざ稽古が始まっても、、、



それまでクールに演じていた小林梓チャン（元カントリー娘。）が、思わず吹き出しちゃうほど和やかなムードなのである。



そこには、美菜チャンのこんな生真面目な理由があった？
「座長の仕事は主演をやること、場の雰囲気を良くする事、チケットを売ることの３つ。調べたんですよ、ネットに書いてありました」

ちなみに、何度も経験しながら今さら座長を検索しちゃうほど生真面目な美菜チャンは、今回の作品の直前にも舞台『生きる』に出演する。



ある世代にとっては懺悔の神様として絶大な知名度を誇るブッチー武者さんを始め、昭和を生き抜いた役者に囲まれ、田原総一朗氏が推薦するちょっぴりお堅い舞台。

北とぴあでは小学６年生を演じる美菜チャン、ベテランに揉まれたアウェイではどんな演技を見せてくれるのか？ こちらも注目だ！



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