Ｔｗｉｔｔｅｒをハッキングしたと自慢する高校生の少年が見つかったとのことで、騒然となった。発端は、２０１６年１月２９日のツイートだった。ベッキーのアカウントのパスワードの一部とされるものを公開して、「一般人にアカウント乗っ取られるってやばない？ もっと危機意識持つベッキー！」と記した。


このツイートにあった画像を見た人々の反応は様々であり、警察に通報したという人物が現れた一方、コラージュではないかと疑う声もあった。さらに少年は、３１日に安倍晋三首相のアカウントのパスワード入力画面をキャプチャーした画像を公開。「みんなが休日を満喫しているなか、僕はずっとパソコン８台とｉＰｈｏｎｅ３台を使ってこんなことしていました」とツイートした。


プロフィールには、漢字表記の氏名や通学先が書かれていた。それどころか、高校の友人や中学校時代の同級生に対して、自分をフォローするように呼びかけた。また、「ベッキーのアカウントも安倍晋三首相のアカウントも譲渡する気はありません。ご了承ください」とプロフィール欄に記していた。

２月１日、当サイトでは少年の通学先とされる高校に連絡を取った。教諭によると、本件については全く把握していなかったそうだ。騒動の概要と経緯を伝えたところ、該当する氏名の生徒が同校に在籍していることは間違いないという。問題の内容の確認方法を尋ねられたので、関連情報を提供した。

その後、問題視された画像はコラージュであり、ハッキング行為には及んでいなかったと少年は明かした。学校関係者に謝罪する一方、一連の行為に違法性はないと持論を展開。「僕はコラ画像を必死に作ったのに乗っ取ったと勘違いされているだけですね」と述べた上で、自身のアカウントを削除すると宣言した。


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※モザイク加工は当サイトによるもの


高橋