●更新日 08/12●
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続報・ハムスター釣りで死骸の目撃情報続出!動物虐待の可能性は?





夏祭りに出店されて物議を醸した「ハムスター釣り」について、続報を配信する。大阪市平野区の杭全神社の祭りに出店したのは、動物取扱業の登録証を持たない違法業者だったことを、前回の記事で明らかにした。本件のもう一つの論点である動物虐待疑惑について、大阪市の動物愛護相談室に再度取材した。

現場を目撃した複数の人々が、ハムスターは元気がなかったと書いている。動物実験や動物虐待の問題に取り組む団体「PEACE」の協力も得て、さらに詳細を確認したところ、ハムスターが死んでいたという目撃情報も複数あることが判明した。

死んだハムスターを、店員の男性がゴミ箱に捨てたという目撃談もある。大津祭や昨年の住吉祭に出店した際にも、「弱ってたのもいっぱいおった」、「何匹か死んでた」、「一匹死んでる」といった情報が出回っていた。これらの情報が事実であるとしたら、問題はないのか。

ハムスター釣りに関するツイート

ハムスター釣りに関するツイート:ハムスター写真

ハムスター釣りに関するツイート

動物愛護相談室の職員は、今回の件を虐待とは判断していないと述べた。第一に、餌を先端につけた針金をハムスターがつかんでも、直ちに怪我をするとは思えなかったという。第二に、風通しのよい環境での出店であり、狭い箱に閉じ込められるなどしていないとのこと。

ハムスター釣り屋台

死骸の目撃情報は把握していなかったそうだが、職員が現場を訪れた際には元気のない個体や死骸は見当たらなかったという。本件は、業者への厳重注意をもって解決したと認識しており、刑事告発等は予定していないと職員は語った。

環境省の動物愛護管理室にも話を聞いた。ハムスター釣りの問題は把握していたが、死骸の目撃情報は初耳だったそうだ。本件は大阪市の管轄であり、環境省には指導等の権限はないという。業者への処罰や強制捜査がなされるとすれば、大阪市が告発することが条件となるとのことだ。

その他の証拠画像は、こちら

※モザイク加工は当サイトによるもの



高橋 高橋


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