現役の自衛隊員が、実名で政治的発言を連発しているとの情報が寄せられた。

５月末に、以下のような発言がある。「自衛隊が軍隊であることは、誰の目にも明らかだ」、「その上で自衛隊を温存しつつ憲法も放置しようとする」、「そんな事をするのはただ一つ、カルト宗教だ」、「公明党が自民党と連立を組みつつ護憲を訴える矛盾も、まさにこれにより理解出来る」。


「何事も暴力で解決するのが一番だ」という。さらに、「ビンラディンとか、アラファトとか、ナイジェリアの誘拐てろとか」、「ああいう人非人も、イスラムを騙る」、「そういった面々を権威ある人が破門しなければ、たとえば俺のような禅者としては」、「殺さなきゃ（使命感）となる」。「全ムスリム大殺害でも一向に構わない」などと書いている。


「護憲派殺す」、「全ての護憲派は池沼だ」、「憲法九条に死刑執行」といった発言も。一方で、「あー早く死にたい」など、自殺願望のツイートが定期的に見られる。「殺」や「呪」という字だけを大量に書き連ねたツイートや、特定の人物を「殺す」という宣言も繰り返されている。




Ｔｗｉｔｔｅｒでは匿名だが、Ｆａｃｅｂｏｏｋには本名で登録。両者を連携させ、ツイートがＦａｃｅｂｏｏｋに自動的に投稿される設定になっている。東京大学卒の、現役陸上自衛隊員とのこと。父親は元新聞記者の大学教授で、祖父も保守派の政治的活動で知られた教授のようだ。

当サイトでは、防衛省陸上幕僚監査部の広報室に取材した。本件は把握していなかったため、調査を行うという。自衛隊員は政治的活動を行わないことが、自衛隊法に定められている。今回の件がそれに該当するかどうかは、詳細を確認した上で判断がなされる模様だ。むしろ、殺害予告等の発言を問題視している様子だった。

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※モザイク加工は当サイトによるもの



高橋