続報・博士論文で不正行為発覚!小保方氏の指導教授門下の東大准教授
取材に協力してくれた東京大学の研究者曰く、寺村氏の行為は明らかに問題であり、無断転載を正当化する氏の言動は、研究者としても指導者としても失格だという。
当然、学生であっても出典を記さない無断転載は不正行為と見なされ、発覚した場合には単位も与えられないだろう。一方、学生への評価基準そのものが変化しているという。以下は、大学が今春に各教員あてに出した文書である。
極端に厳しい採点や、それに伴って単位を落とす学生数が多くなることを避けるために、評点比率を設けているという。逆に、評価が極端に甘く、勉強しない学生も優秀な成績を収めてしまうことを避けるという目的もあるようだ。だが、全般的な傾向として、評点比率の採用により、採点基準が甘くなることの問題が、教員からも指摘されているという。
評点比率は、他大学でも採用されている。「天下の東大」などと形容されることの多い東京大学も、こうした問題と無縁ではないようだ。
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