●更新日 10/16●


「ぷっ」すまVSバカ殿、教育上よくないのはどっち?


草なぎ剛とユースケ・サンタマリアの名物コンビが活躍する、テレ朝の人気番組『「ぷっ」すま』。

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その名物コーナーの一つ「芸能界ビビリ王決定戦」に批判が出ている。

ドッキリを仕掛けて心拍数の変化を測定するという単純明快な内容で、芸能人ならではのリアクションも笑いを誘う。
人気コーナーだけに2009年10月6日の3時間スペシャルでも放映されたが、そのハード過ぎる内容の一部に、視聴者からのクレームが多数寄せられたらしい。


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それは、トイレで出演者を急襲するというネタ。
当然、撮影するからにはトイレにカメラが入る。
それが様々な視聴者の心に火を点けちゃったか、意外にもクレームが多かったようだ。

寄せられた意見のうち、主なものは次の二つ。

・トイレでの盗撮を連想して不快だった
・模倣犯が現れないか心配だ

盗撮モノと呼ばれるAVが事件になったりする昨今、人気番組だからこそ世間の目は甘くないようである。


ちなみに、当日の放映は通常よりも早い時間帯にもかかわらず、エロネタ満載。
むしろ、こちらにテレビ業界では伝統になりつつあるPTAからのクレームが来そうに思えるが……


「そういう苦情は少なかったですよ。多分、特番でも視聴者層が普段とそんなには変わらないんじゃないですか。いつも見てる人たちはどんな番組か分かってるわけで、アダルトな企画も想定済みだったのでは」(新聞記者)


この日、TBSでは『志村けんのバカ殿様』も放映された。
言わずと知れた、番組の人気と反比例するようにPTAには不評な「教育上よくない」番組だ。


「こっちには今回も苦情が来ましたね。『低俗だ』、『下品だ』といった感じです。昔は女性の半裸が頻繁に出てきたりして、今の何倍もの量の苦情がありましたけど。『セクハラ番組は打ち切れ』なんて書いてきた人たちもいました」(同上)


やはりバカ殿様は子供も見る可能性が高いという理由で、視聴者の目が一層厳しいのだろう。
その点、「ぷっ」すまとは対照的だ。
「ぷっ」すまの番組HP掲示板にはエロネタへの賛否両論が多く寄せられているが、子供への悪影響を懸念しての批判はほとんどない。

もはや恒例行事とはいえ「セクハラ番組は打ち切れ」とまで言われるのは志村けんも寂しい現実だろう。
映像技術はドンドン進化しているのに、エロ番組は絶滅寸前のテレビ業界。
エロネタ連発でも「だいじょうぶだぁ」と言える日はもう来ない!?



芸能探偵



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