●更新日 01/03●
映画40作出演!ヒーロー高野八誠に迫る!
「25歳くらいでやっと芝居が楽しめるようになって、まだ100%は楽しめてないんで、そこに近づけたらいいかな」
子役としてこの世界に入った俳優の高野八誠28歳はそう語る。
この道でやっていこうと決めたのは、高野の代表作ともいえるテレビドラマ「ウルトラマンガイア」を演じた20歳くらいの頃だという。
「ウルトラマン」のほか「仮面ライダー龍騎」(02)にも出演しているため、ヒーローモノのイメージが強い高野だが、最近は映画が多く、出演作品は40作にものぼる。
こちらが数字を提示したら本人も驚いた様子。しかし、出演本数に拘っている様子はない。
「作品を選ぶということはしないですね。今はとにかく色々出て勉強したいです」
06年は、ウルトラ共演婚と言われた「ウルトラマンガイア」の共演者・石田裕加里さんと結婚。
そして秋には長女の出産と傍目には大きな人生の転機を迎えたように見えるが、
「大事な壁っていうんですか、人生の区切りありますよね、結婚とか出産とか。
あまり重要だと思ってないんで、そういうところこそサラッといきたいなって考えてるから」
至ってクールに受け止めており、「パンパースのCMでも来たらいいなーなんて思いますけど(笑)」と軽いジョークも飛ばす。
07年2月公開予定の『SARU phase three』では、肺がんを患い抗がん剤治療を受ける青年役で主演。
作品中のほとんどが闘病生活のシーンで、撮影中は本当の病人になるほど体調は優れなかったとか。
後半に登場する思いっきり叫ぶシーンは高野の役者魂を感じられ、記者には故・松田優作とも重なった。
「声にならない叫びっていうんですかね。色んな部分が混ざっててどうしようもないっていう気持ち」
その場の流れに任せての演技だったこのシーンは、今作の注目部分。
また、"ちょっと変わったベッドシーン"も出てくる。
「体勢が恥ずかしかったですねぇ」
エッチビデオを見飽きた人にはオススメとも言えるこのシーン、変わった演出が好きという監督によるもの。
その真相に関しては、ベッドシーンでお供をした
ミステリアス&超美形共演者への直撃をお楽しみに☆
「SARU phase three」
2003年に公開された「サル」の続編。
高野は、肺癌で入院するも新薬投与の実験台となり苦しむ若者を熱演している。医療界の裏側を描く意欲作!
監督:葉山陽一郎/出演:高野八誠、清水ゆみほか/2006年/日本/136分
⇒2007年2月公開予定!
芸能探偵
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