なぜ今、深津絵里?
〜 女優・深津の魅力に迫る! 〜


視聴率を取るために欠かせない女優といったら、この人をおいて他にはいないといっていいだろう。映画「踊る大捜査線THEMOVIE2」で最近またまた目立ち始めた深津絵里だ。イケてるドラマといったら、松嶋菜々子モノやら○×やらといろいろ挙げられるであろうが、実はこの女優なのである。

彼女が出るドラマは必ず高視聴率が取れるということで、マスコミ界では「視聴率の女王」と呼ばれている。とりわけ美貌が優れているわけでもなく、演技派というイメージでもないのに、不思議な力の持ち主だ。何故に彼女が出るとみんながひきつけられるのか?


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▲水原里絵(左)時代の作品『1999年の夏休み』。1989年映画『満月のくちづけ』にて第9回 ローマ国際ファンタスティック映画祭最優秀主演女優賞を受賞している。このときは高原里絵(右)で当時16歳。(深津化より


深津のデビューは10代の頃。14歳のとき“ミス原宿”に選ばれ、芸名・水原里絵の名で映画「1999年の夏休み(1988年)」でハンサムな少年の役を演じたことに始まる。その後、一躍陽の目を浴びることになったのが、本木雅弘との共演で“うさぎちゃん”と呼ばれるブリッコ演技がたたかれた「最高の片思い」(‘95年)だ。その頃ちょうどオザケンこと小沢健二との交際も頻繁に取り沙汰される。ダウンタウンの突っ込みが激しい音楽番組「HEY!HEY!HEY!」で、彼が深津を“仔猫ちゃん”と呼んでいるというトークへの反響は大きかったようだ。しかもオザケンは「おやすみなさい、仔猫ちゃん」なる歌まで作ってしまうほど深津にのめりこむ勢いを見せていた。


写真2
▲ドラマ『最高の恋人』(CX1995.01.11〜03.22放送)


雑誌などの評判をみると、「奢り昂ぶったところがなくて気配りができる人」という人間性のよさが目立つようだ。深津と一緒に仕事をした人で、悪い印象を持ったという人はなかなかいないのである。この7月19日に公開した映画「踊る大捜査線THEMOVIE2」の舞台挨拶ではいかりや長介が復帰後初の仕事で「生意気にも病気などして、一昨日退院しました。医者からは『犯罪以外だったら何をやってもいい』と言われています」というコメントをのこした。その際に深津はホロリと涙をこぼしていたという話。ドラマの高視聴率にも、そういった影響が強いのか?と思えてくる。しかし一方では“プチ魔性”などと囁かれる面もあわせ持つ。それは深津のプライベートから言われることなのだが・・・。
どういったことかというと、先に述べたオザケンとのラブラブぶりもじつは一人の不幸の上に成り立っている。オザケンはもともとおニャン子クラブ出身で現在もタレント活動を続けている渡辺満里奈と付き合っていたが、その後深津に乗り換える。また、大物女優大竹しのぶと同棲までしていた舞台演出家・野田秀樹も深津にはまっていく・・・。そして最近では、3年の同棲を経てそろそろ結婚か?とワイドショーなどが騒いでいた堤真一・鈴木京香カップルの破局裏にも深津の影が・・・。一説によれば、深津が堤真一を奪ったという(見解が違えば堤が深津に魅了された?)。何故に、深津絵里にみな溺れていくのか・・・。


写真3
    産経新聞より。
“白いキャンバスのような女優”と表現している。



ある女性の話を聞いてみた。
「彼女(深津絵里)は年齢を重ねるごとにどんどんキレイになっているように見えますね。とても30歳になっているとは思えません。ドラマの演技を見ていてもまったくイヤミな感じを受けないから、私みたいな女性でも好感を抱く人は多いと思いますよ。」

別の女性から見ると、
「自分を分かっている人な気がする。どんなファッションや髪型が自分に合っている合っていないとか・・。どんなに個性的な格好していてもしっかりと似合っていますしね。」

というように同性からの好感度も高いことが窺える。



現在では「踊る大捜査線THEMOVIE2」の恩田すみれ役のような強いキャリア女性からドラマ「恋のチカラ」の本宮籐子のようなドジな役までを幅広くこなし、ますます魅力を放つ女優である。
深津が10代の頃、ある新聞記事での取材に、彼女はこう語っていた。

「将来は未定…決めたくもないし、決める必要もないし。失敗したら失敗したで後悔することもないと思う…。」

特別な美貌を持つわけでも力を持っているわけでもない彼女が光る理由、あなたはわかりますか?





深津絵里研究所
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