俺は勝利を確信した。
せり落とした女の子が居酒屋で
今日は遅くなってもいいの・・・
やった!これで八甲田山はやつに決まった!
俺は心の中で小さくガッツポーズをした。やっと連敗を止められる・・・・。
彼女の気が変わらないうちに速攻でホテルに行った。
しかし!あとちょっとというところで、生理が始まってしまい
やらせてもらえず。
まあいい、写真を撮らせてもらったので、何とかごまかせるだろう。
俺は勝ち誇ったようにやつに電話を入れた。
BOSS、どうでっか?
ああ、やっつけたよ。画像もばっちりだ。かわいかったぞ!おまえは?
え・・・・そうでっか・・・ほんなら、さっきの喫茶店で待ってますわ・・・
ふふふ・・・俺に挑むなんざ10年早いわ。やつめ、そうとう落ち込んでやがる。
デジカメをこれみよがしに見せびらかした。
かわいいでんな・・・わいはこれですわ・・・・
むっ!!こいつもGETしたのか・・・まあいい、どうせおかちめんこだろ・・
げええっ
ま・負けた・・・
なんじゃこのインパクトはっ!?
しかもここでは見せられないが、顔も相当の美形だ。
刺青もモノホンだし
肌もごっつ〜綺麗だし
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×映倫0691919 |
おまけにハメ撮りだし
か、完敗だ。
完敗に乾杯・・・・あぁ・・・取り乱してどうする俺!
しかし、やつが意外な言葉を吐いた。
BOSS、引き分けにしてくださいよ〜。
えっ!?ほ、ほんとに?
お願いしますぅ・・・わて、まだ死にとないんですわ、八甲田の雪中行軍なんて、そんな殺生な。
刺青があるなんて、わからへんかったし・・・・。
ふう〜っ・・・俺は心の中で胸をなでおろした・・・。
刺青のせいで勝手に負けたと思ってやがる。
逆にポイント高いぞ、これだけのもん?
俺はしぶしぶ引き分けにしてやった。
へん、おととい来やがれってんだ。
おまえ、この日記見ないでっ!