●更新日 05/23●
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高1女子強盗強姦殺人事件から51年目の殺人犯





今から51年前の1963年5月23日、埼玉県狭山市で起きた強盗強姦殺人の犯人として石川一雄(当時24歳)さんが逮捕された。(狭山事件
検察に嘘の自白を強要された後、無罪を訴えるが一審は死刑、二審は無期懲役の判決を受け32年間の獄中生活を過ごし現在は仮出獄中。75歳になる今も無罪を訴え再審請求を裁判所に申し立てています。

そんななか、石川さんのドキュメンタリー映画「SAYAMA みえない手錠をはずすまで」が衆議院の会議室で上映された。院内上映会はめったにない。

まずは狭山事件の弁護士でもある社民党前党首
福島瑞穂 議員 福島瑞穂 議員
――法律の改正も含め、多くの議員さんに見てもらいたいという願いから超党派の呼びかけで実現しました。


監督の

金聖雄(キムソンウン)さん 金聖雄(キムソンウン)さん
――2010年に初めて石川さんと奥様の早智子さんに会い、抱えている部落差別の背景と今なお無実を訴え続けている現状を見た時「なんで」と思いました。それでも凛と生きている姿に心が揺さぶられ、2人がどのように事件と戦っているのか、何を食べどう生きてきたのかを伝えればきっと、石川さんの「無罪」につながる。そんな思いで作りました。


社民党の

吉川元 議員 吉川元 議員
――立憲主義。権力というものはどういうものなのか、とりわけ安倍総理には見てもらいたい。


父は鈴木宗男、元NHK職員で新党大地の

鈴木貴子 議員 鈴木貴子 議員
――しっかりと冤罪を生まない社会作り、起こった場合は第三者機関を国会で作ることで、誰もが安心して朝を迎えられる社会になる。私たち国会議員が汗を流して取り組んでいかなければならない。



本日発売の週刊金曜日の表紙(予定では安倍総理)は妻の早智子さんと石川さんが飾った。
午後からの日比谷の集会では冤罪を訴え3月に釈放された袴田巌さんも応援に駆け付ける予定。

石川さんと早智子さん

再審開始から取り調べの可視化、冤罪撲滅への一歩につながる事を願う。



土岐 土岐 <31日より劇場公開


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