●更新日 08/18●






ファミリーマートに突撃してみた 店舗ごとのレポート




1軒目
Tポイントカードの提示は求められず。
しかしレジに並んだ瞬間に店員はTシャツを凝視し、笑われる。
Tシャツの効果は十分にあるようだ。
店を出る際に、背後から店員同士の笑い声(すげー、などの歓声含む)が聞こえる。

2軒目
Tポイントカードの提示は求められず。
基本的にノーリアクションで視線の動きも感じられなかった。
Tシャツについてどう思うかを質問すると、「つくったんですか?」と笑顔で尋ねられる。関心があったが、聞くことができなかったようなニュアンスを感じた。やはり目にはつくようであり、カード要求への抑止力は高いようだ。

3軒目
Tポイントカードの提示は求められず。
基本的にノーリアクションで視線の動きも感じられなかった。
同様に、Tシャツについてどう思うかを質問すると、
言葉を濁すように笑うが、異常なほど手が震えていた。そしてすぐに目を背けられる。
異常な人間だと思われたのだろうか。

4軒目
Tポイントカードの提示を求められる。
すかさず「持っていません」と言い、Tシャツをアピールするが、
非常に冷たい目線で一瞥されただけで、すぐに商品を渡され、ノーリアクション。
撮影終了後、なぜ提示を求めたのかを問うために再来店する。運良くその店員はまだ仕事をしており、質問するが、「見えていなかった」と回答する。仕方がない。

5軒目
Tポイントカードの提示は求められず。ノーリアクション。
買い物終了後、Tシャツについてどう思うか短くインタビューする。
「わかりやすくていいですね、でも、本当に持っていないんですか?」
このやりとりには無視できない問題が見え隠れする。
店員は「本当にもっていないのですか?」と尋ねた。あくまでカードの所持を追究する。Tシャツで全力で主張していても、カードの有無を調べるその姿勢にプロ根性を垣間見る。

6軒目
撮影方法を変える。カメラマンを先にレジに並ばせ、店員にカードの有無を質問させる。その直後にニノマが買い物をする。カメラマンがカードの有無を尋ねられ、ニノマが尋ねられなかった場合、Tシャツの効果があることの証明になる。
しかし、両者ともTポイントカードの提示は求められなかった。だがこれには理由があり、店員はカメラに気付いていたために不審に思っていたようで、終始不機嫌そうな顔をしていた。迷惑をかけてしまった。

7軒目
ビデオカメラからライター型の隠しカメラに変更して撮影する。
なんの異変もなく買い物が進み、Tポイントカードの提示は求められず。
会計後、Tシャツについてどう思うかを尋ねると「皮肉が効いていますね」と笑顔。

8軒目
撮影方法を当初のものに戻す。
Tポイントカードの提示は求められず。つつがなく買い物が終了する。
しかし、レジを離れる直前、店員に「お疲れ様でした」と労をねぎらわれる。
店員の業務にとってはイレギュラーであるはずのネタ企画にまで礼をつくすとは、教育がよく行き届いた店舗だ。

9軒目
Tポイントカードの提示は求められず。
ひとつ前に買い物をしていた客には提示を求めていた。
提示を求めなかった理由を尋ねると「Tシャツが……」と苦笑い。
模範的な成功例。

10軒目
Tポイントカードの提示は求められず。
特にTシャツに注視していた様子もなく、もしかして面倒くさかっただけなのか、と考えたが、カメラマンに「入り口をめざした瞬間に店員吹き出していましたよ」と指摘される。やはりこのTシャツは目を引くようであり、そして異質に感じられるようだ。

11〜12軒目
その後も2店舗回るが、Tポイントカードの提示は求められず。
特に異常なし。


総括

結果的にTシャツの効果は高いと言える。
非常に目立つガラであるし、店員が本当に気を抜いていなければTシャツのメッセージを見逃すことは少ないだろう。そしてメッセージはそのままカード提示要求の抑止力になると感じた。その他、雑感になるが、街を歩いている際に、通行人の視線が非常に気になった。実際、「あのTシャツすげー」というような通行人の声も聞き取れた。効果の高さと関心の高さから測るに、小売りしてもある程度の成果をあげられるのではないだろうか。





ニノマ




◇上記のタグを自分のサイトに張ってリンクしよう!


探偵ファイルのトップへ戻る

●
今月のインデックス
●