トヨタ　２　　　〜中国より

ＢＯＺＺへ質問。

本日、トヨタ自動車の豊田章男社長が北京で記者会見を行い、大規模なリコールについて中国の消費者に心からおわびする、と謝罪の意を表明した。また、中国の消費者はプリウスやレクサスについては心配する必要はなく、リコールの原因となった部品は中国では使用していないと説明した。

私は日本人で、中国で自営業を営んでおり、実際レクサスＥＳを所有している。ＥＳといえば米国でアクセルペダルがフロアマットに引っかかった為に戻らずに加速し続け、結果衝突事故を起こし一家が死亡したあのリコールの火付け役となった車種である。私自身のＥＳも、前の車両を追い越そうとアクセルペダルを踏み込んだ際にフロアマットのせいでペダルが戻らず、恐ろしい思いをしたことがある。その時は幸い米国での事故を知っており対処方法が分かっていたので、直ちにギアをニュートラルに入れエンジンのスタートボタンを3秒ほど押し続けエンジンを止めブレーキを踏んだので事なきを得た。このことが実際自分自身におこり中国のレクサス販売店に連絡しても取り合ってもらえず、気持ちのやり場がなく仕方なく我慢していた。本日トヨタの社長が記者会見を行うということなので、どのように対処するか期待していたが前記のとおり。非常に残念な結果だ。

中国の品質管理当局である、国家品質監督検査検疫当局は、トヨタ車の保有者に対して、アクセルペダルなどに異常があれば直ちに当局に報告するよう呼びかけているので、この際報告しようかと考えているが、この日本の不況下中国でもこれ以上のリコールに発展すればさらに日本の経済復活に悪影響が出るのではないかと心配で迷っているところだ。しかしある一方、ジャストインタイムという別名下請けいじめを行い、私腹を蓄え続けた悪代官がこれぞとばかり痛い目にあうのも当然だと思うこともある。このようにいまだに口先だけであまり反省していないトヨタ。中国国家品質監督検査検疫当局に報告すべきかすまいか、ＢＯＺＺならばどう対応しますか？