●更新日 02/27●






悪質美容クリニック摘発




2月10日横浜市保健所医療安全課が西区南幸2丁目の「横浜フェリスクリニック」を、無許可でクリニックを開業してヒアルロン酸注射やレーザー脱毛などの医療行為をしていたことが調査で判明し刑事告発も検討していると記者発表した。

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この無許可医療行為が医薬品販売業者から22年2月3日に開設状況の照会で明るみに出ることになったのだ、平成21年6月1日より西区南幸2−17−7にあるビル4階でクリニックを開設し同月19日に保健所の立ち入り調査で停止命令を受け、23日には廃止届が出され実質的には廃業しているはずのクリニックが、同年の7月には西区南幸2−19−2のビルの2階に場所を移して継続して開業をしていたのだ。
もうここまで来るとお客のことをまったく考えない、金儲け主義のなにものでもない。
この経営者は美容クリニックの他にも、美容室やネイルサロンなどを同市内に3店舗を経営していて顧客のことをどう思っているのだろうか。
横浜市医療安全課で確認された患者数は48名ということだ。

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この経営者のK氏は普段から院長と呼ばれており、非常勤の医師を3人使い医療行為を行わせていた。果たして無資格者の医療行為は本当に無かったのだろうか?
医療器具の衛生管理はどのようにしていたのか、医療廃棄物の廃棄方法は適切に行われていたのか、廃棄物処理法違反の可能性も疑わしい。
23日に神奈川県警が医療法違反(無許可診療)の疑いで、横浜フェリスクリニックなど関連先3ケ所を家宅捜査した。

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平成21年6月19日の立ち入り調査でまつ毛パーマなどの美容行為は行わないようにと指導をうけているにもかかわらず、現在でもまつ毛専門店として営業をしている。
この様な本来医療行為に当たるサービスが何のガイドラインも無しに黙認されていることが、最終的には消費者が被害を被ることになってくる。

まだ表に出ていないことも入手しているので、この件については追調査をして行く。



探偵H




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