●更新日 01/26●






国はあと何人子供を見殺しにするのか




また幼い子供が大人の犠牲になった。

24日に、江戸川区東松本のアパート2階に住む岡本健二(31)千草(22)の両容疑者が、長男で小学1年生の海渡君(7)に殴る蹴るの虐待をして同日に死亡した。



現場のご近所に話を聞くと「たまに大きな声で怒鳴る声がしていた」ということだった。

今回の事件でもそうであるが、虐待での子供の死亡事件の6割以上が母親が連れ子で再婚や同棲をしてその再婚相手の父親男性から受けている。

警察の現場検証

若いうちに結婚して子供が小さい時期に離婚してしまうと親権は母親が取り、子育てと経済的な負担が圧し掛かってくる。
当然のことだが両立していくことなど無理で、再婚したり同棲をするケースが殆どだ。
始めの暴力はしつけというような程度ではあるかも知れないが、段々とエスカレートをしていく母親はここで別れたらまた経済的に負担が自分に掛かってくるのが嫌で、相手の男性が虐待をしても見てみぬ振りをするようになるケースが急激に増えている。



こども家庭支援センターに話を聞いてみると、
「どうしても強制権が現行の法律ではないので」という回答であった。

あなた達はあと何人の子供たちが死んだら重い腰を上げるのですか?と問うと、
「そう言われてしまうと返す言葉がないのが現状です」 「厚生労働省と法務省とで一日も早い法改正をしてくれることを期待するしかないのです」などと悠長なことを言っていた。

海渡君の通っていた学校

日本は何故法改正をしないのか、他の先進国は殆どが共同親権を法律で定めている。
虐待などの通報があれば強制権のある保護官が立ち入り検査も行う。

毎年50人以上の子供が虐待で命を落としている現状を厚生労働省と法務省に問いただしたいと思う。



特捜部H





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