●更新日 01/13●





派遣村の内部情報




なぎさ寮の内部は取材禁止のため、入所者の協力を得て寮内の隠し撮り。
部屋はA-1〜C-4まであり、一部屋30〜40人を収容。風呂は3箇所あり、18時から20時まで・21時まで・22時までと風呂ごとに最終時間が決められている。








洗濯は5機設置してあり8時〜21時まで使用自由である。洗剤などの日用品は支給される。
1月8日に貴重品入れとしてコインロッカーが設置された。盗難事件があったためだ。犯人は捕まらず、被害者も自己責任と言われていたが、結局、都がもう一度2万円を支給した。





寮内には昔ながらのピンクの公衆電話がある。それは有料。施設の中には看護士がひとり常駐しており病人用の個室もある。
7時30分・12時・17時30分に弁当が支給される。
6日に2万2千円が支給されてからは昼食は出されていないが、朝、夕ともに米、魚、ソーセージ、納豆など。
食堂のみにテレビがあり、将棋台2つ、囲碁台2つが、施設の公共娯楽として提供されている。
生活相談室は表の段ボール表示で分かる通り、都も力を入れておらず形骸化。もっぱら寮内の苦情処理の場となっている。





協力者の要望。食堂だけでなく、部屋でテレビが見たい、浄水が飲みたい、プライバシーが欲しい等。前職は、○○新聞の営業。9時〜22時まで働くような長時間労働が嫌いだから毎日2件ぐらい回ってあとはサボっていたと話す。

全体として。今までネットカフェや路上で生活していた人間が、プライバシーを主張しだした。弁当の好き嫌いで外食も増えている。職探しよりも生活保護を受けることが皆の第一目標で、それは達成されつつある。すぐに働く気のある人間は少数派だ。


次号は運営側の問題点について調査報告。運営サイドがどんな言い逃れをしようが金をもらった入所者が半分バックレたことは間違いない。


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BOZZ








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