●更新日 01/07●






マリファナカフェの実態 〜Amsterdam〜




ご存知の読者も多いだろうが、オランダではマリファナ(大麻)が「ほぼ合法化」されている。
厳密には、一定量以上の所持と販売が「違法」だが、起訴しない政策のため「ほぼ合法」扱いだ。



整然と美しい街並みの中にマリファナを出すショップが


特に、アムステルダムのコーヒーショップでは、手軽にマリファナを楽しめることで知られている。



窓の顔が怖い…「コーヒー」が売りでないことが一目で分かる


マリファナを出すコーヒーショップは、点在しているわけではなく、店がまとまった一角にある。
店内では、店側からマリファナを勧めることは禁止されているので、客から切り出すのがルールだ。



「いかにも」という感じの怪しい店内


世界各国から観光客が来るため、店員は最低限の英語ができ、吸い方も詳しく教えてもらえる。



きちんとパッケージされたマリファナ


地元民は葉っぱを自分で巻くが、慣れない観光客用に巻き済みもある。値段は、ジョイント(たばこタイプ)が、3〜4本で10ユーロ(約1,300円)程度。「嗜好品」として、安価に楽しめる。



手製の「水パイプ」煙がマイルドに


マリファナは、「酒・タバコよりも身体への害が無く、依存性も少ない」と、よく言われる。
全て経験した人ほどそう語るが、薬理作用があるのは確かなので、素人が一度に大量摂取すると、体調が悪くなることも多い。



慣れないのに多く摂取して具合を悪くする客もしばしば


酒と同じで、体質に合わない人もいるので、何も分からずに軽々しく手を出すのは危険。
具合が悪くなっているところをスリにやられた! という話も聞くが、全て自己責任だ。

体質に合った人が適量を摂取するなら、身体に良く、楽しい気持ちになれるのも酒と同じ。



酒+マリファナで楽しい気分になり過ぎているオランダ人たち

陽気になり過ぎるのも考えものだが

※2009年9月、オランダ政府は「コーヒーショップが観光客の集客を目的とすることは反対」との意向を表明した。



梅宮貴子





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