全裸に目出し帽で待ち伏せ暴行１９件

強姦致傷と強盗の疑いで逮捕された、越谷市蒲生、トラック運転手 の福井将次容疑者(３６歳)が、７月１０日、強盗傷害の疑いで、埼玉県警捜査１課と草加署は再逮捕された。

犯行の手口
福井将次容疑者は埼玉県草加市などの駅前で、終電客を見て狙いをつけた女性を車で追い抜いた後、「全裸に目出し帽」姿で女性を待ち伏せして襲いかかる犯行を繰り返した。
捜査関係者によれば、その姿は「デストロイヤー風」だったという。


　　元プロレスラー　デストロイヤー風

現場周辺では２００５年５月から、同様手口の事件が１０件以上発生しており、福井容疑者はこれまで、１９件の犯行を自供している。

４月１９日午前１時４０分頃
東武伊勢崎線　新田駅近くの路上で、帰宅途中の女性(４４歳)を路地に引きずり込み「大声を出すな」と脅して乱暴して１０日間のケガを負わせたうえ、現金２０００円を奪った疑い。

新田駅

５月１５日午前１時５分頃　
埼玉県草加市の民家敷地内で、帰宅した女性(２２歳)を羽交い絞めにして転倒させ、両ひじなどに約２週間のけがを負わせたうえ、女性が持っていた現金約８万円の入ったバッグを奪った疑い。

福井容疑者の犯行動機は
・妻から小遣いを月２万円しかもらえず、自由になる金が欲しかった。
・強姦目的で近づいたが、騒がれるなどしたため逃走した。
などと容疑を認めている。


なぜ「裸に目出し帽」だったのか



供述によると、「服を脱いで襲った方が興奮した」


一体、福井容疑者はどんな人物だったのか

・新田駅にほど近い越谷市内の３ＬＤＫのアパート住まいで、２００６年６月、実家のある八潮市から転居してきた。
・妻(３３歳)との間に長男(１１歳)、長女(８歳)、二女(３歳)、三女(２歳)をもうけ、今年８月には第五子が誕生する予定。
・一家をよく知る男性によれば、深夜０時ごろに車で出勤し、午後３時ごろ帰宅。
帰宅時にはアパート前で遊んでいる子供達が一斉に車を出迎え、「パパが帰ってきた〜」と叫ぶ声が近所に響いていたという。

昼間は近所でも有名な４児の良きパパ。
しかし、真夜中には「変態仮面」に豹変する。

この「変態仮面」福井将次は、自分の欲求を満たしたい動機を、妻からの小遣いのせいにするどうしようもない男だ。

襲われた女性達は夜道を歩くのが怖くなっていることだろう。
男性恐怖症になる女性もいる事だろう。
妻は今後どうするのか・・
そして福井将次の子供達は、父親が変態仮面と知ったら、今後どう育っていくのだろう。
この被害者達が一刻も早く乗り越えてくれる事を切に願う。



森島