カモがねぎ背負ってやってきた〜芸能プロダクション編〜

誰もが一度は夢見る（？）華やかな芸能界。
今回は、その狭き門に案内してくれるスカウトの人について行きました。

声をかけられ笑顔で対応すると、名刺が早速出てきます。




「芸能プロダクションと業務提携してエキストラのスカウトを行っている」

「専属タレント」じゃなく「エキストラ」？
そんなもん、フロムＡに広告載せた方がいいんじゃない？

説明を受けるため事務所に行くと






「プロダクション側で審査を行うので」
と、書類を書かされ写真を撮られます。
「合格結果は明日の昼に分かります。事務所に電話ください」

今から審査！？
っていうか、私が電話かけるの？

費用を確認すると
「登録料はかからない。宣伝材料を作るのに費用がかかる」
と話すものの、具体的な金額の提示はなし。

翌日、電話をかけると「合格です」と言われ、再度事務所へ。
費用を再確認すると
「宣伝材料作成のため、89,000円必要。契約は一年で更新は8,000円かかる」
「写真はプロのカメラマンに撮ってもらう。写真の焼増し料金も含まれている」

エキストラ登録でその値段はおかしくない？
写真の画像もインクジェット印刷のレベル。焼増しに費用がかかるとは思えません。

もう少し考えたいと言って、いったん退却。

さて、会社について調べてみました。
ＨＰに芸能事務所に必要な「有料職業紹介所認可」の表記が見当たらない。

会社に直接聞いてみると
「担当がいないので分かりません。僕は会社に入ったばかりなんで分かりません！」
電話をガチャ切り･･･

いかにも悪徳業者の対応。





めげずに再架電。やっと貰えた答えが
（面倒臭そうに）「13−ユ−30○○○○です」

労働局に確認したら、違う会社の認可番号でした。
なんとも、はや。

委託のスカウト会社は
「プロダクションは認可を受けてません。認可が無くても法律的に問題ありません！」

業務提携しているところを陥れてどうすんの？

恐るべし芸能界･･･いや、芸能界じゃないか。



横山