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北朝鮮のミサイル発射を是認する馬鹿新聞

中日新聞東京本社が発行する東京新聞が、北朝鮮のミサイル発射を是認する趣旨の発言を、7月13日にこっそり行っていたことが発覚しました。皆さん、御存知でしたでしょうか?


東京新聞は、北朝鮮寄りの報道が昔から多いことで有名です。

今回ミサイルを発射した直後も、識者のコメントとして吉田康彦・大阪経済法科大学客員教授の北朝鮮寄りの見解を掲載して話題になりました。他にも、愛知大学の河辺一郎教授、琉球大学の我部政明教授など、「ミサイル発射は脅威ではない」「経済制裁は軍事行動に等しい」といった、俄かには信じがたい見解を持つ識者のコメントが続々と掲載されています。


これとか


これとか


特報面の記事では、匿名の識者によるコメントを掲載しています。

「北朝鮮はただ撃ってみただけ」、「日本が一人で盛り上がってしまった」、「日本は振り上げた拳をどう下ろすのかが一番心配だ」といった、むしろ悪いのは日本とでも言いたいかのようなコメントの連続です。というよりも、識者として発言する者が匿名って何だ、匿名って。

おそらくバッシングを恐れて、匿名を条件にコメントを出したのでしょうが、ただ撃ってみただけと本気で思っている識者がいるなら、取材に行きたいから紹介して欲しいものです。


しかし、これらのコメントだけでは物足りなかったのか、今度は内部の記者が匿名で驚くべき記事を書きました。しかも、読者投書欄の片隅にある、欄の担当者による目立たないコラム記事で。

記事のタイトルは「「北」ミサイルに非難の声が7割」で、執筆者は「E」となっています。記事によると、東京新聞に寄せられた読者の声の約7割が北朝鮮に批判的だったと言います。だけど、これはあくまでも前置きに過ぎず、ここからが本領発揮。84歳の男性からの声とされるものを引用し、「本来なら撃ち返すところだが、戦争は二度としてはいけないからそれはできないが、経済制裁してもいつまで持つか」と書く。

「戦争は二度としてはいけないから」という理由から「撃ち返さない」という結論を導くこと自体が論理的におかしいのは言うまでもありません。

こういうのを「印象操作」と言います、覚えておきましょう。

しかも、「経済制裁してもいつまで持つか」と、ミサイル発射以降、識者の言葉を借りて繰り返し東京新聞が主張してきた見解がここでも反復されている。


そして記事は、信じられないような次の文章で終わります。

「それにしてもミサイル七発の製造費は七十二億円だそうで、財政が乏しい国なのにそんなことをしたのは、楽しみが少ないから、せめてみんなが楽しめる”花火”を打ち上げた、あるいは、マッチ売りの少女のマッチでは、とみるのは記者の不謹慎でしょうか」


不謹慎どころか、本能が狂ってます! 狂っているのは、北朝鮮に制裁をと言っている世論か、このEとかいうボンクラかは読者に聞いてみましょうか。



投票は締め切りました。ご協力ありがとうございました。

 

北朝鮮の悪いイメージを少しでも払拭しようと必死なのでしょう。百歩どころか何キロも後ろに下がって、「楽しみ」のために打ち上げたとしても、日本には具体的な被害が及ぶ危険性があるという、ごく当然の前提がこの記者にはありません。

というより、その手の考えとして帰着するなら、アメリカの独立記念日に対する嫌がらせと考えるのが妥当だろうに。

そもそも、ミサイル問題をこのように扱うこと自体が正気の沙汰ではなく、幾ら商売で“○○寄り”を出しているのであっても、そろそろ新聞名を「頭狂新聞」に変えてみることを提案したいものです。

 

山木

 

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