前回の続き。
非常に根深く、そして早急に対処しなければならない社会保険の問題が浮上してきています。
この問題は、外国人が増えれば増えるほど深刻化して行くでしょう。1990年の入管法改正以来、入国・在留する外国人が激増しました。また、第2次出入国管理基本計画による受け入れの推進がありますので、10年後はもっともっと増えている。
早急に顔写真付きやバーコード登録をするなどの対応をしなければならないこの状況、政治家はどう対処しているのかを聞いてみるべく、ある政治ジャーナリストと共に取材をしに行きました。
行った場所は、自由民主党厚生労働委員会所属、この分野では超大物議員の所。この政治ジャーナリストは他の問題などからも親交があり、何度も会見をしているとか。
その議員は多忙とのことで、秘書のA氏が応対してくれたのですが―――
丁度テポドンが発射された時期だったので、まずは北朝鮮についての話から始りました。
A氏「一発でも内地に落ちたら、もう北朝鮮は終わりですよ。個人的には一発くらい落ちてくれた方が、物事が早く進むから良いと思っているんですけどね」
おいおい!!
確かに誰もが少しは思っていることかも知れませんが、それを政治に携わる人間が言うのはどうなのでしょう?無人島にでも落ちない限り、被害が出る人はいるわけで。
首都圏に落ちたら、どうなる?
もしくは、あのちりちりパーマがトチ狂っちゃって、そのミサイルに核を乗っけてきたら?
政治ジャーナリスト「今現在、テポドンに使用されている内部部品は三菱重工のものだから(※)、大分精度は上がってきています。XXXX(最新ミサイルの核となる重要精密部品)だけは作れないそうですが諸外国から買ってくるという方法があるし、設計図が流出しているという話は別ルートから聞いていますよ?」
※北朝鮮で使用されるミサイルに日本の物が使用されているという、嘘のような本当の話
A氏「設計図があれば作れるというものでもないでしょう」
そうかも知れないけど、そうじゃないかも知れない。ミサイルの事なんて、あまり重要に考えていないのでしょうか。
他にも聞いた話はあるのですが、今回は社会保険問題の話なので割愛するとして、本題に関しては秘書A氏の意見としてはということで以下のように回答をくれました。
A氏「重大な問題ですが、とても難しい問題ですよ。現行の社会保険庁の解体から始めないと行けない。5年はかかるでしょうね・・・それでも、本来ならこうあるべきというラインの半分くらい。ともすれば、それ以下の実現しかならないと思います」
政治ジャーナリスト「なるほど。今日は先生にはお会い出来るのですか?」
A氏「いえ、先生は総裁選でご多忙でして・・・」
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厚生労働委員会所属の大物政治家なら、早急にこの不正使用の問題を止めなければいけない立場のはず。
なのに、身内の争いごとが忙しい・・・か。
保険不正使用による被害金1兆円 < 総裁選
政治ジャーナリスト「テポドンとかの話はともかく、聞いたことはYESともNOとも言わないで、言葉を濁すような感じだったですよね? あんな感じなんですよ、政治って。民から吸収するって言っても、問題一つ解決するのに、何年も何年も掛かるんです」
確かにそう言うものかもしれません。
だけど、今この現状でも不正使用は行なわれていて、不正使用における被害金額は増えて行っている。
あまり知られないことではありますが、とてもとても根深いこの問題、皆さん一人一人の考える元になってくれれば・・と思います。
山木