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スパイ博物館?
FBI本部の裏にひっそりと7月19日「スパイミュージアム」ができた。ホームページを出しているようなので、見てみることにした。
・ホームページをなにやら見てみると、開館された理由が書いてある。 「一般の人々の理解を促進しつつ、過去と現在のスパイ活動、人間の計り知れない知能と、世界のスパイ活動のはたす重要な役割について、歴史を織り交ぜながら知ってもらおう」という主旨のもと、開館されたようだ。 ↑ スパイは一般の人々の理解っていらないと思うのだが。我々も一般の人々に理解してほしい…探偵ミュージアムでも作るべきだろうか… 外観は「1875年のイタリア風建築物で、煉瓦造りの4階建て」で立地条件もFBIの裏ということもあり、怪しさ満点である。ミュージアムの中はというと、エレベーターにて3階へ行きツアーがスタートするようだ。常設展示が計7つのテーマ33部屋で構成されており、3階から1階へと移動しながら見学できるしくみになっているようだ。展示場の所々には小さなシアターが設けられ、実際にスパイの身に起こった出来事や事件なども分かりやすく解説されている。 ここで、何点か展示してある物を紹介したいと思う。 ■〜Shoe with Heel Transmitter〜 靴のヒール部分に隠された盗聴器 1960年代にソビエト連邦(今のロシア)のKGBが使用したもので、ターゲットとなる人物の靴のかかとに、マイク、送信機、バッテリーをしかけ、その靴を一番身近な人(例えばホテルのメイドやクリーニングを届けるボーイ)がターゲットの人物に履かせる。 その際にかかとの白いピンを抜くことで送信機が作動する仕組みになっている。 ターゲットは「歩くラジオ局」と化し、周り全ての会話がモニターされる。 ■ 〜Coat with Buttonhole Camera〜 コートのボタンにはカメラ 1970年代、KGB使用の軽量小型カメラF21は内密な撮影に用いられた。 冬用オーバーコートのボタン中央内側にレンズを仕掛け、ポケット内に隠し持ったリモートシャッターにより撮影が可能。 撮影時のみにレンズが開き、見た目は普通のコートとして着用可能なように、他の全てのボタンも隠しカメラ用のボタンと同じデザインにそろえて作り替えられている。 この「ボタンに隠されたカメラ」非常に効果的であったため、今でもどこかで使用が続行されているという。 ■ 〜Lipstick Pistol〜 口紅のピストル 1950年冷戦時代にKGBにより使用されたもの。4.5mm口径の1発装填型。 口紅に偽装しているピストルのため、簡単に女性用の小さなハンドバックに収納が可能。西ベルリン国境越えの検問にて、初めて実物が確認された 私も、スパイだった時代はあったがこんな物は使わずもっと地道に努力をしたものだ。 現在の探偵も、スパイには遠く及ばないかもしれないが日々進歩してきていて、相手に気づかれないように巧妙になってきています。 あなたの後ろに付けている、探偵はいませんか? ちなみにスパイミュージアムのホームページはここに有るので見てみるといいと思う 「I N T E R N A T I O N A L . S P Y . M U S E U M」 http://www.spymuseum.org/ |
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