●更新日 6/10●


歴史的瞬間とやらを観てきました

 

横浜国立競技場、行ってきました。そして、日本代表の勇姿をこの目で見ました。
選手には、本当に「おめでとう」と言いたい。歴史的瞬間だなんて、周りのバカが騒いでいるけれど、そんなの俺達には関係ないよー、という意味がこもった試合後のナイスなコメント、ステキでした。
応援するほうは、10年待った、とか、勝手な期待や妄想を抱きながら見ているけれど、選手にしてみれば、あんたらが寝てる間も俺はずーーっとドリブルの練習してんだから勝って当たり前だろ?という中田の自信のある目つき。やっぱり、自分の目標を持った若者は、光り輝いていました。

で、はっきり言って過度のサポーター、うざい。「熱狂するのがサッカー」であるのは理解できるし、勝ったあとのドンチャン騒ぎもいい。でも、試合中にミスした選手をなじるのには腹が立った。「おいおい、柳沢、ちゃんと動けよー」とか「小野、ちゃんと起きてるかー」とか。一番目立ったのは、攻められている時の悲鳴。「うわーやべー!!」「きゃあ〜だめよーだめだめっ!!」「左サイドが開いてるぞ〜っ!!」とか、攻撃している時よりすごい嬌声。そんなに心配なら自分がサッカーやれ。守っている時は黙って見ていればいいんだ。あんたらが心配したところで状況は好転しない。選手からすれば大きな迷惑だし。

選手は日本代表になるために、毎日ゲロを吐きながら練習している。試合は90分だけど、練習は何万時間。努力の積み重ねで勝つべくして勝ったんです。その努力を称え、次のゲームで勝っても負けても、いや、負けた時こそ大きな声援を。

 

 

 


写真は、日本が勝って喜ぶスエ夫妻と、66,000人の観衆の中でたった一人、ゲーム中に爆睡していて、勝利の大歓声で目が覚めたポルシェ日高。「何が起きたんだろう?」という不思議そうな顔が印象的。(マジで)
おまえ、サッカー嫌いなら来るなよ。

 

 

 




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