●更新日 4/24●
フェラーリ炎上 完結篇
私は最後まで抵抗した。 なぁ日高、今月って、もうすぐ給料日だよな? おっ!バーナーを持つ手がピクッとした。やっぱり妻子持ちにはズシンとくる言葉なんだな。 でもね、BOSS、もう社長に言われちゃってるんです。 おまえは向こう10年間上がらないって 何をやったんだ日高・・・・。 期末の慰安会の時も 探偵軍団に行けばって
うう・・・いらない、いらないぞ日高、おまえなんか・・・。 私の心の深淵を読み取った日高の顔が、みるみるうちに悪魔の顔に変わっていった!!
BOSS、どうせ私は一生窓際ですから 怖いものは何もありません。ぐへっ
やめろーっ!!許してくれーっ!! 俺が悪かったあああぁ!!
ばちっばちばちばちぃっ
おのれ日高っ!! 火力が強すぎて、燃え上がるどころか
一瞬にして黒焦げ。
日高、ここに来る途中
おまわりさんに捕まったんだって? そのまま
撃ち殺されればよかったのに。
|
Copyright(C)2002, Fumio Watanabe.All rights reserved. |