すべてのポイントのマッピング(下見)を完了する。
・被害者の自宅
・被害者のアルバイト先
・所轄の警察署
・殺害現場
この後、食事をして交霊を開始。
霊能力者・西塔氏によると、約3時間に及ぶとのこと。
交霊の方法
1、被害者の霊がどこにいるかをサーチする。
2、殺害された瞬間にタイムスリップする。(分かりやすい表現を使うと)
3、犯人のエネルギーを呼び込む
4、交霊
以上、短信でした。また更新します。
AM 10:00
霊査とは別に、探偵本来の調査状況もリアルタイムで更新していきます。
最低3回は更新する予定です。
もうすぐ三島に出発です。総勢10名で向かいます。
調査、撮影隊が7名、つのだじろう先生と霊能力者・西塔さん、私の計10名体制です。
霊査の結果、彼女の顔見知りだった場合、容疑者との接触も試みます。
そのため、彼女のありとあらゆる資料(クラス名簿等)はすでに入手済みです。
数々の類似した事件の被害者の考察として、徒歩よりも自転車のほうが警戒心が薄くなり、事件に遭いやすくなります。人通りのまったくない道をすり抜けるからです。
過去、千葉で女子生徒がコンビニの帰りに行方不明になった事件がありました。これも未解決で死体すら出てきません。自転車に乗った女性を狙う手口は今回の犯人と共通しています。
腹部を殴って声を出せないようにし、自転車の積める1BOXカーで連れ去ったのではないでしょうか。
最後に、生きたまま灯油で焼殺という特異性。
ご存知の通り、屋外での焼死は絶命するまでに長い時間がかかります。一時間位、死に切れずにもがき苦しんだはずです。(殴打されていましたが大きな外傷ではないことから)
脅かしての強姦目的ならナイフで十分です。燃え上がる人間を見て性的興奮を覚える異常者。
あなたの横に座っている、青白くて気弱そうな男・・・・・・。
眼鏡の奥で鈍く光る狂気を感じたことはありませんか?