●更新日 11/02●






アニメキャラのパロディTシャツを大量に作成・販売する店、著作権侵害か





各種のキャラクターや企業のロゴ等を題材としたパロディTシャツを作り、大量に販売している店が物議を醸しているとの情報が、読者から寄せられた。

騒動の発端は、有名コスプレイヤーの女性が問題の店に勤務していると発覚したことだ。その女性と話すためだけに来店することや、買い物をした後に長時間にわたって店内に滞在することは遠慮してほしいと、店はTwitterで呼びかけた。それが話題になると、店の商品が注目され、問題視する声が上がったようだ。

店は自社ブランドとして、様々なパロディTシャツを作成し販売してきた。アニメや漫画のキャラを題材にしたものが多い。ミッキーマウスやピカチュウをはじめ、各種のキャラやロゴがプリントされたTシャツに、「ひきこもり」、「絶望」、「コミュ障」といった文字が組み合わされている。

アニメキャラのパロディTシャツを大量に作成・販売する店、著作権侵害か

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企業のロゴやマーク、アニメや漫画のイラスト等を転写したと思われるTシャツやパーカーも売られている。また、店名に使われている文字の字体やマークが、NIKEを模倣したものであることは明らかだ。

アニメキャラのパロディTシャツを大量に作成・販売する店、著作権侵害か

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アニメキャラのパロディTシャツを大量に作成・販売する店、著作権侵害か

当サイトでは、一般社団法人日本商品化権協会に連絡を取った。ウォルト・ディズニー・ジャパン、小学館集英社プロダクション、バンダイなど、パロディTシャツに使われているキャラクターの著作権や商標権を有する各企業が、同協会の会員になっている。担当者に現状を伝え、店のHPでの販売内容をその場で見てもらった。

既製品の上に文字などを追加した場合は、著作権や商標権の侵害として違法性を問えるかどうかは即断できないという。販売内容の実物を確認するなどして、詳細を調べるとのことだった。また、同協会の会員ではない企業にも尋ねたところ、本件については把握していなかったそうで、実態を調査する模様だ。

その他の証拠画像は、こちら

※モザイク加工は当サイトによるもの


高橋 高橋


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