ニコニコ生放送やＴｗｉｔＣａｓｔｉｎｇで「ももえり」と名乗って配信してきた人物をめぐって、騒動が発生している。

モデルの桃華絵里の愛称が「ももえり」であり、配信者のももえりは桃華のファンだという。だが、桃華の名前を悪用しているのではないかと、以前から物議を醸していた。例えば、当該の配信者はＡｍａｚｏｎの「ほしい物リスト」の受取人欄に「桃華絵里」と記載。届け先欄には、別の氏名が書かれていた。


これが発見されると、「桃華本人と間違える人もいるのではないか」と疑問の声が続出した。本件を桃華の事務所に問い合わせた人々もいる。すると、受取人欄から「桃華絵里」の名前が消えた。やがて、「ももえり」という配信者は桃華と一切関係がないとの告知が、桃華の事務所ＨＰに掲載された。また、桃華もブログでそのことに言及した。


８月４日、当サイトでは桃華の事務所である株式会社Ｍｏｅｒｙに話を聞いた。このたびの件に関しては、状況を見ながら顧問弁護士と対応を検討しているという。事務所では、「ももえり」という名称を商標登録していたわけではないそうだ。だが、当該の配信者の一連の行為には困惑している様子だ。

配信者のももえりもしくは周辺の関係者は、「桃華絵里」や「ももえり」という名前の使用に関して、桃華あるいは事務所の許可を得ているのだろうか。この点を尋ねたところ、そうした許可は出していないと事務所の担当者は明言した。そもそも、許可の依頼や申請もなされていないようだ。

ちなみに、ももえりの以前のツイートに「モデルのももえりちゃん」からもらったというサインの画像がある。この画像について、担当者は知らなかったそうだ。その場で確認してもらったところ、桃華の筆跡とは異なるようだという。念のため、社内で詳細を確認するとのことだった。


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高橋