
香山リカが苦言!木嶋佳苗の裁判は「男性中心社会の象徴」
木嶋佳苗被告の裁判には、女性の傍聴者が目立った。
2012年4月14日の東京新聞によると、女性の傍聴者は被告と同世代が中心で、「カナエギャル」と呼ばれているそうだ。ライターの神林広恵氏曰く、「(木嶋被告の)ブログに載っていた商品を取り寄せてみた。あこがれる」と述べた女性もいるという。
裁判を傍聴した神林氏の被告への感想は、「裕福で地味な奥さまといった風体。動きが優雅で気品がある。男性が『女らしい』と感じるツボを押さえているというか・・・」。記事によると、被告は「腰ひも姿で入廷する際は、手首の手錠を手にした書類で上品に隠していた」というのである。
被告が複数の男性と交際していたことを検察側が非難したとして、精神科医の香山リカ氏は疑問視する。「裁判員に悪い女という印象を持たせるため、いかに被告の常識が“貞淑な女性像”とかけ離れているかを強調していたようにみえた」、「自分を良く見せようと虚飾したり、意中でもない男性にお世辞を言うのは男社会で生きる方便として、多くの女性が日常的にやっていることだと思う」。
被告が午前と午後で服装を変えること、ミュールを履くことが報じられると、「刑事被告人らしくない」という批判の声が上がった。それについて香山氏は「らしい格好というのは、ボサボサ髪でやつれた姿か。そうした報じ方にも違和感があった」。弁護士の秋田一恵氏も「司法の場でも性差に基づく偏見は根強い」と主張する。
秋田氏は言う、「一般的に男は女に子づくりと食欲を満たしてくれることを望む。しかし、木嶋被告が男性に求めたのは徹頭徹尾、経済(金銭)であり、愛情ではなかった。木嶋被告の言動は『愛情で結ばれる男女』という共同幻想のベールを引きはがした。いわば、婚姻制度への挑戦」。
ちなみに、今回の傍聴者の中には、ネットでおなじみの女性の姿もあった。
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高橋 
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