違法アップロードの有名サイト、主犯の正体がついに発覚？
漫画やアニメを違法にアップロードした人々が逮捕されたり、行為に関わったサイトが閉鎖に追い込まれたりと、取り締まりが強化されている。
このような状況で、問題行為を繰り返す人物の正体が話題になった。騒動の発端は、「Ｌｉｔｔｌｅ Ｃａｅｓａｒ」というサイトが「紅籍会」というサイトと提携すると発表されたことだ。紅籍会は、これまでに大量の違法アップロードを繰り返してきたばかりか、各企業からの削除要請等を拒み続けてきた有名サイトである。
２０１２年２月２０日に掲載された提携内容に関する説明では、違法行為を今後も堂々と継続することを宣言している。提携により「一般ユーザーによる無益な通報からの保護」を実現するそうで、「紅籍会の提携目的といたしましては、いわゆる“ウェブ割れ”の発展などがございます」という。
紅籍会は、代表者や主要スタッフに関する情報を掲載している。代表者自身が記しているプロフィールによれば、大阪府大阪市在住の高校生だという。「大阪府のどこかの学校」に在籍中と書かれている。この度、紅籍会の業務連絡の過去ログに、当該の人物の通学先ではないかとされる情報があることが発見された。
台風の接近に伴い、「皆様の学校は臨時休業となります」という。末尾に「関西大学：重要なお知らせ」というリンクがあり、クリックすると関西大学高等部ＨＰの暴風警報発令時の対応について書かれたページにつながる。このことが話題になると、関係者たちの学校生活や誕生日についても書かれていた日記等が、次々に削除されていった。
２月２１日、関西大学高等部へ取材した。生活指導を担当する教諭によると、本件については初耳だったという。そこで、騒動の概略と経緯、上記のサイトが過去に起こしてきた各種のトラブル等に関する詳細な情報を提供した。同校では早速、調査を開始するとのことだった。
高橋 
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