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首都圏産の製茶で相次ぐセシウム検出、現地の様子は





千葉県と埼玉県の製茶から、相次いで放射性セシウムが検出された。

今夏には、東京都板橋区でも同様の出来事があった。記事にする機会を逸していたが、当サイトでは問題発覚直後に現地を訪れていた。その記録と現状を紹介する。

板橋区役所赤塚支所の都市農業係によると、この茶畑は区民の体験用に、板橋区徳丸にある畑の一部に設けられている。かつて一帯の農家では、自分たちが飲む茶を畑で育てていた。そのような文化を子供たちに伝えていきたいとの思いで、茶摘み体験事業を1997年から実施している。茶葉は、製品としては出荷していない。

首都圏産の製茶で相次ぐセシウム検出、現地の様子は

セシウム検出後、大気中の放射線量を区の職員が畑で測定したが、他の場所と同じ程度だったという。したがって、この場所がホットスポットであるとは考えにくいと、担当者は述べた。規制値オーバーの検出が確認されたのは、5月上旬に収穫された一番茶だった。二番茶で測定すると規制値を下回ったが、製茶はしなかった。

セシウムが検出された茶葉は、区の倉庫に収納された。農林水産省のHPには、茶葉を一般廃棄物として処理してよいと書かれている。板橋区では、住民の不安等を考慮して、そのような対応は避けたいようだ。とはいえ、今後の方針は確定していない模様で、茶葉は現在も倉庫に保管されている。

現地には、そこが茶畑であることを示す小さな看板がある。畑には、お茶が植えられたままとなっていた。

首都圏産の製茶で相次ぐセシウム検出、現地の様子は


首都圏産の製茶で相次ぐセシウム検出、現地の様子は

問題発覚直後も、近隣の公園では子供たちが普段と変わらない様子で遊んでいた。買い物帰りの女性曰く、「あれから、何人も友達からメールや電話が来て…」。外部の人々の関心は高かったようで、板橋に茶畑があるとは知らなかった人々も多かったのだろう。だが、地元では見慣れた光景で、普段は気にも留めていなかったという。

区では事業の再開を願っているが、今後の状況次第で、見通しは立っていない。



高橋


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