●更新日 08/06●
DV夫が妻を逆恨み・・・逆上して殺害を計画!
前回のつづき。
今回の事件の経緯をまとめると、こうなります。
今年6月まで東大阪市のマンションで一緒に生活していた袋谷容疑者と妻。
1月 | 妻が容疑者のDV被害を大阪府警に相談 |
5月 | 妻から警察に「夫と仲良くなった」と連絡あり |
6月25日 | 妻がDV被害を再度警察と東大阪市に相談。「再びDVが始まった」とシェルターに避難 |
7月 9日 | 夫に対し、大阪地裁から6か月間妻への接近を禁止する「保護命令」が出る |
7月25日 | 妻はシェルターから転居 |
7月26日 | 事件発生 |
容疑者が妻と知人男性を車で待ち伏せしていた場所
妻が轢かれた現場の先は突き当りになっているため、転居先に帰るには待ち伏せしていた場所を通ると、容疑者は判断したと思われます。
転居先が突き当りのマンション
それにしても、DV被害を受け避難していた妻の転居先を容疑者はどうして知ることができたのでしょうか? 通常、シェルターが夫に住所を知らせることはありません。
警察の調べに対し、容疑者は定期的に送られてくる業者に問い合わせしたところ、転居先を教えてくれたそうです。夫からの問い合わせに事情を知らないスタッフが教えてしまったようです(結果論ですが、妻が業者に転居先を教えなければ自衛できたかもしれません)。
事件現場での容疑者の言動から考えるに、容疑者は妻が浮気していると疑い、浮気相手と思われる男性と仲良く帰って来る場面に鉢合わせして、逆上したのではないかと推測されます。
DVしたあげく、嫉妬にかられて妻を殺そうとするとは言語道断。袋谷容疑者には自分の身勝手な行為を深く反省してもらいたいものです。
ガルエージェンシー