●更新日 07/05●
元少年Aの告白本「絶歌」を探して書店へ
ガルエージェンシー新橋 代表・田川 純一(浮気調査ソムリエ®) 早大を卒業後、新聞社、大手不動産会社での勤務を経験。小さい頃からの夢を実現させるために探偵になる。サラリーマン時代に培われた情報ルートや長年積み重ねた人脈を駆使した、浮気調査、行方調査、信用調査など多岐に渡る調査が可能。 |
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はじめに断っておきます。私は決して、この本を購入する目的で本屋巡りをしたのではありません。
どこの本屋がこの本を置き、どんな人たちが購入しているのか調べたいと思ったのです。
弊社の事務所周辺の本屋、内幸町、虎ノ門、新橋、汐留、銀座の大小、個人がやっている書店から大手まで、一通り見て回りました。
簡単にまとめると、どこも目立つような形では置いておらず、ニュースで報じられたような平積みの書店など一つもありませんでした。
※写真と本文は関係ありません
ホッとしつつ、各書店に「『絶歌』は置いてありますか?」と聞いてみました。
「あの本は置かないよ。長く細々とやっているけど、売りたくない本は珍しいね」
「今は売り切れです」
「今は在庫切れです。ただ、今後、積極的に取り寄せるつもりはありません」
これだけ、見つからなくて嬉しい本は初めてかもしれません。
さすがに虎ノ門や銀座などの書店。売れる本を置くのではなくて、品を大切にしてくれている気がしました。
※写真と本文は関係ありません
ところで、ある元アナウンサーが今回の騒動の件についてコメントしていました。
「今回の騒動で皆が見落としていることがある。誰でも加害者になりえることだ」
ちょっと待ってください。万引きや交通事故などは当然やってはいけませんが、ついうっかりということはあるかもしれません。
ですが、この元少年Aがやったようなことは、その範疇にあるものではないでしょう。ましてや、自己顕示欲だけの理由からこのような本を書いて公表するなんて、考えられません。
発売から時間が経ち、少し風化してきたこの時期にまたこの話題を出すのは気が引けますが、事件もこの本が発売された事実も決して忘れてはいけません。
また、この元少年Aの今後の動向も目を離してはいけませんね。
ガルエージェンシー新橋