●更新日 05/18●






【児童相談所の子供狩り】〜生後2ヶ月の娘を保護されてしまった矢野さん夫妻





前回)、生後2ヶ月の二女が児童相談所に保護されてしまった矢野さん。
基本的に面会は入院時以外出来ず、1年10ヶ月経った今も絢菜ちゃんと離れ離れである。

絢菜ちゃん (真ん中=絢菜ちゃん)

児相の一時保護は急にやってくる。平成25年7月5日、こどもに脳出血があり、親に虐待の疑いがあるという理由で児童相談所が病院に来て絢菜ちゃんを乳児院に連れて行った。
同年の5月末より絢菜ちゃんは入退院を繰り返していた。矢野さんはその後、風邪で入院中に出血したものだと病院に確認をしたが(カルテにも記載あり)、児相に提出している医師の書類には、「家庭にいる期間の出血」とあり、絢菜ちゃんは一時保護のままとなった。医師の診断は揺さぶられ症候群(SBS)の疑いである。

矢野さん夫妻は虐待は一切ないと神奈川県に対し、絢菜ちゃんの一時保護処分の取り消しを求める訴訟を起こしている。
横浜地方裁判所で10日、第4回口頭弁論が行われた。
民事訴訟は基本的に書類の交わし合いだけの場で、互いの主張をぶつけ合うようなことは無く数分で終了する。
しかし、今回は裁判官が変わったことと社会的に注目され傍聴人が多いせいか矢野さん夫妻に配慮されるような流れになってきた。

男性

絢菜ちゃんの一時保護決定の行政処分を下した平成25年7月5日について、医学的にどんな資料に基づいて判断したのか。児相がどの時点でどうしなかったなどの違法性を原告側が主張していけば今後、話が被告側と噛みあうだろうと問題整理を始めたのだ。児童相談所は平成26年3月、絢菜ちゃんの一時保護(原則2ヵ月以内)から本入所の申請をしている。家裁は本入所を承認したが、その間の4回に及ぶ一時保護の更新理由は何だったのか。はじめの保護の理由は虐待の疑いがあり「本児の安全確保と調査のため」とあるがこの8ヶ月間、どんな調査がされたのか親は知りたい。もし、根拠も説明もなく曖昧な素人判断で決められたとしたらこれは悪意ある拉致事件である。

最後に、児童相談所の子供狩りの記事を掲載すると後で、虐待親を後押しする気なのかと批判のメールも多い。
だが、この現状を多くの人に知ってもらいたい。
児童相談所は誰の為の施設なのか?この「一時保護」の制度で本当に保護しなければならないこどもは救えるのか?
もし自分のこどもがある日突然、保護され会えなくなってしまったらどうしますか。不当に何年も保護され、引き離された親子はボロボロに傷つき、家族統合できず離婚や最悪な結末を迎えているケースもあるのだ。


次回法廷は
6月29日(月)10時30分。 横浜地方裁判所(502号法廷)



土岐 土岐 <是非、傍聴へ


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