●更新日 08/11●
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白バイ探偵が斬る〜事故で死んだ警察職員が・・・








ガルエージェンシー埼玉北 代表・長野 浩和 ガルエージェンシー埼玉北 代表・長野 浩和
前職は警察官。取締りのほか数々のキャンペーン、テレビ番組『警察24時』での取材対応も行う。優秀警察官表彰、管区警察学校での学業成績優秀表彰等多数の表彰を受賞。30年務めた警察を退職後、信条である「義」を貫くために探偵となる。
ご相談はこちらから 0120-446-007




事故の第一報が入ったのは、平日の昼12時過ぎでした。

若い警察職員が隣県の実家に帰省する際、気がはやるあまり、県境の橋の上で前の車を無理やり追い越したため、対向車と正面衝突。職員は即死状態というなんとも悲惨な事故が起こってしまいました。

今とは違って、携帯電話もあまり普及していない頃のことです。
家族に連絡を取ろうとしても、留守番電話になっていて連絡がつきませんでした。


そこで、直属の上司が職員の実家に赴くことになりました。

職員の両親は2人とも働いており、やはり実家には誰もいませんでした。
隣の家に行き、両親の帰宅時間や勤務先を聞いていたところ、その家の住民から耳を疑うような言葉が・・・

「息子さんは昼頃帰ってきて、家に入って行きましたよ」

なんと事故で死んだはずの職員が帰ってきたと言うではないですか!

詳しく話を聞くと、ちょうど事故を起こした時間に帰ってきたのを見たそうです。事故現場からは片道1時間以上かかるので、そんなことは絶対にありえません。

上司は何も言えず、親御さんの帰りを待ったとのことでした。


数千回も事故現場に行き、1000件以上の事故を担当してきましたが、この事故は20年以上経っても、この夏休み時期になるといつも思い出してしまう、忘れられない事故の1つです。




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