●更新日 07/30●
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長崎佐世保市・同級生猟奇殺人








ガルエージェンシー福岡中央 ガルエージェンシー福岡中央 代表・西原賢治
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長崎県佐世保市の高校1年の松尾愛和さん(15)が、同級生の徳勝もなみ(16)に殺害された事件は列島を震撼させた。

徳勝もなみ
加害者の徳勝もなみ。スピードスケート競技で冬季国体の出場経験もある


あらかじめ用意していたハンマーで松尾さんを複数回殴り、ひもで首を絞め、頭部と左手首を切断するという、16歳の女子高生とは思えない残虐な手口。
しかも、犯行の動機が「人を殺してみたかった。遺体をバラバラにしてみたかった」というのだから、まさに狂気の沙汰と言うしかない。


加害者の逮捕から2日経った29日、現地に向かった。

現地

現地

2人が通っていた長崎県立佐世保北高校。
夏休み期間中だったが、今回の事件を受けて保護者会が開かれているらしく、駐車場は保護者の車で埋め尽くされていた。

保護者会の後、何人かの保護者に話を聞いてみる。
しかし、皆一様に「報道機関に何も話さないようにと言われているので」と言うと、そそくさとその場を立ち去った。


次に、事件現場となったマンションに向かう。

事件現場マンション

事件現場マンション

徳勝もなみは今年4月からこのマンションで1人暮らしをしていた。
事件当日、松尾さんを呼び出したのは徳勝もなみのほうで、「殺すために自分から誘った」のだという。

周辺住民に加害者について聞き込みすると、マンションの隣にある飲食店の男性は、「特に知らない。何度か見たことあるくらい」。
同じマンションの住人も「ごみを捨てる時に何度か見かけた程度。よく知らない」とのことだった。

引っ越しして3か月しか経っていないせいか、加害者をよく知る人物はいなかった。

佐世保警察署の様子

佐世保警察署の様子
佐世保警察署の様子


近隣住民には不安が広がっている。
2人と同年代の子どもたちに話を聞くと、

「友だちを殺すなんて・・・親から友だちづきあいは気をつけろと言われた」
「自分と同じ歳の子が人を殺す理由がわからない。気持ち悪い」

と、かなりショックを受けている様子。

同年代の子どもを持つ親からは、10年前に佐世保で起こった事件(小学6年生の女児が同級生をカッターで切りつけ死亡させた事件)を引き合いに出し、「また同じような事件が起きて不安」という声も聞かれた。


次々とショッキングな事実が明らかになっており、沈静化までにはまだまだ時間がかかりそうだ。
今後の捜査の成り行きを見守りたい。



ガルエージェンシー福岡中央


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