●更新日 06/18●
「私を捜さないで」 〜娘の家出〜
ガルエージェンシー千葉第一 代表・小林 秀樹 千葉県千葉市、千葉地方裁判所付近に立地する支社。若さを活かした俊敏な機動力で、調査が迅速なのがウリである。地域弁護士と連携を取り、調査後のアフターフォローにも力を入れている。「誠心誠意」のモットーのもとに日々奮闘している。 |
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友人の相談を受けた時のこと。
娘が家出したという。
思い当る理由を聞くと、深夜に帰宅することがたびたびあるなど、普段から素行が悪かったため、親子喧嘩になったようだ。
喧嘩した翌日から家に帰ってこなくなり、私が話を聞いた日でもう4日経っていた。
幸いなことにメールでの連絡はあったようである。
※友人に転送してもらった実際のメール内容
若いうちは周りが見えなくなるもの。
気持ちは分からないでもないが・・・
とにもかくにも私が動いて協力することになったのです。
数日間調べた結果、とあるアパートに辿りついたのはいいが、
やはり出てきた男の影。
男を調べた結果、定職にはついておらず、
昼はガソリンスタンドでのアルバイト、夜はスナックでウェイターをやっているような二十歳そこそこの男である。
とりあえず友人に現状を報告すると、予想どおり大激怒!!
友人は若い頃、やんちゃしていて怒るととても怖い(男気ある男ではあるが)。
交渉事には全く不向きという冷静な奥さんの分析により、付き添いで同行してほしいと頼まれた私は、友人と予定を合わせて朝5時に男の家に行った。
奪還時間わずか5分。
中に入るなり、友人が
「スジ通せや、コラァ!!!」
の一言。問答無用で娘の奪還。
とりあえず私がなだめて家に戻ってもらい、その場は済んだのだ。
時は過ぎ、あれから1年。
娘さんはその彼と結婚し子供も生まれたのだから、人生どうなるか分かりません。
彼はあの後自宅へ来て土下座。アルバイトをすべて辞め、見習いとして一緒に友人宅の家業の仕事をしながら認めてもらえるよう努力しました。
友人は娘が子供を身ごもっていたこともあり、認めるざるを得なかったという。
最初は相当怒ったようだが、今では孫の待ち受け画像を見てニヤけている。
これが「孫が最強説」というやつらしい。
※実はこの家系、親も娘も似たり寄ったりで「でき婚」です。
ガルエージェンシー千葉第一
・違和感の正体は・・・ ・風俗街に通う妻 ・ブラック企業の部長に制裁を! |