●更新日 05/04●
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生死の境い目 〜韓国・セウォル号沈没事故





連日報道されている、韓国で起きた「セウォル号沈没事故」。

毎日のニュースで次々と出て来る怠慢・不手際のオンパレードを聞いていて、
あまりのひどさに議論が尽きない状況だと思います。

セウォル号沈没事故


現在、何故? どうして? と原因究明の議論がなされている最中ですが、
船内放送の「指示があるまで、その場を動かないでください!」・・・
この放送だけでも違っていたら、多くの人が救われたはずだ。

元を正せば、船の経営をしている海運業者の考え方が大問題だという事は、
ここまでのニュースを聞いた方は誰しも思うところだと思います。


人の「考え方」という事で思い出すのが、
昨年亡くなられたイギリスのサッチャー元首相の言葉です。

サッチャー氏は「考えが人間を創る」と言っていたのですが、
   「考え」
       ↓
   「言葉」
       ↓
   「行動」
       ↓
   「習慣」
       ↓
   「人格」
       ↓
   「運命」

「考え」が「言葉」を産み、
「言葉」が「行動」を起こさせ、
「行動」が「習慣」を産み、
「習慣」が「人格」を創り、
「人格」が「運命」を変える。

サッチャー氏は、これは「尊敬する父親から学んだ事」だと言っていました。


今回の沈没事故をこれに当てはめて考えると、
海運業者の「考え」が元凶で、そこで働く人々のモラル、
そして事故の対応にあたった政府や海洋警察の方々、
それぞれの立場での「考え方」が何か違うんじゃないの!?
と大声をあげたくなる・・・

アナウンスした乗組員


悪い考えが他人の運命を変えてしまった悲劇。

怠慢な人の考えに命を奪われた多くの若者が浮かばれない!
我々は冥福を祈るしか出来ないのでしょうか?



ガルエージェンシー


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