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タケノコ掘り少女失踪事件
平成１７年４月２９日、みどりの日の出来事。
香川県坂出市の五色台ビジターセンター奥の竹林でタケノコ掘りのイベントが開催され、当時５歳の大西有紀ちゃんは母親と小学校３年生の姉と一緒に参加した。
１４時少し前、有紀ちゃんは４本目のタケノコを発見した楽しさのあまり、「もう一本とってくる」と母親に告げた後１人で走って行った。
有紀ちゃんが目撃された最後の姿である。
集合時間間近になっても有紀ちゃんが戻らず、心配した母親が他の参加者と一緒に付近を捜したが、結局見つからなかった。
１５時に警察へ連絡。
１５時４５分頃には警察、１７時頃には消防も到着し、本格的に付近の捜索が開始される。
竹林の横には通称タンベ池と山林もある為、徐々に捜索範囲を広げるもやはり手がかりは見つからない。
その後も連日のように１００〜２００人体制で捜索されたが、有紀ちゃん発見には至らなかった。
誘拐されたかどうかすら不明であり、まさに「忽然と消えた」有紀ちゃん。非常に謎の多い事件だ。
時間から７年経った今、捜査状況はどうなっているのだろうか。
捜す会が配布しているポスター
「大西有紀ちゃんを捜す会」のＨＰに書いてある連絡先に電話したところ、坂出警察署につながる。
当時事件を担当していた坂出警察署の副署長が窓口となっていたが、「個人情報保護の点やご家族に迷惑がかかる」とのことで情報を聞き出すことができなかった。
そこで、有紀ちゃんが行方不明になった五色台ビジターセンター裏の竹林に赴き、現場周辺で聞き込みを行うこととする。
（つづく）
ガルエージェンシー香川／ガルエージェンシー徳島 
