●更新日 09/23●


【監禁】バカ過ぎ! 借金まみれ男の哀れな顛末【拷問】(2)


〜前回〜

「中学時代、喧嘩で3人を植物人間にした」等の悪の武勇伝を武器に後輩を従わせてきたT。
しかし実際はただの虚言でしかなかった。借金地獄に陥ったTは仕事の出来るHに投資の話を持ち出すが・・・

「友達への闇金投資」の話を持ちかけられたH氏が、即Tのウソに気付いたのは、H氏自身が、

闇金側に居たことがあったから

自分の経験をふまえ、Tのウソに気付いていることも伝えたうえで、
「話次第じゃ貸しますけど、本当、鬼になりますから! それ考えた上で明日また返事下さい」



高い金利で債務者を縛る闇金……

H氏の最後の警告だった。しかしアホなTは「お金は借りられそうだ」としか考えなかった。
翌日、「友達に聞いたら借りたいって!」と即答……

H氏は「初期投資五万円。返済方法はTが毎月5日の給料日に倍返し」という条件を出す。
倍返しというトンでもない利息だが、平気で借りてしまうT。借金地獄に陥った者にありがちな、「今日」がよければどうでもいい、「その日暮らし」状態になっていた。


お金を返しても返しても無駄


給料日に逃げようとしても、職場が同じなのだから、返済から逃げられるわけがない。
そんな生活の中、ずっと大金を借りていた彼女から訴えられ、親に泣きつく。

ここから親の金に頼りまくる生活がはじまった


親から振り込んでもらったお金で呑みに行き、女の子の前で豪快に散財。風俗遊びも覚えた。



心が弱っていると風俗にハマりやすい


しかし、家賃・信販会社・ローン・彼女への支払いなどは放置……遂にアパート強制退去に。
滞納した家賃代・次の賃貸の費用など、約80万円……これも親に頼る。Tの家は金持ちではなく、

両親共働きで何十年もかけて貯めてきたお金だ



金遣いが荒いことに気付いたH氏に「闇金で儲けてるよ。ビッグビジネスだ!」とウソをつき、「親の金でしょ、女にハマってるよね!」とズバリ指摘されるも、ウソを無理に通そうとする。

遂に会社を無断欠勤し、電話も無視。サラ金からの電話が会社に来たため、社長にも色々バレる。

何もできず家に引きこもっていたTだが、H氏が鍵をこじ開け、後輩を連れて乱入。

ボコボコにされる



義理を果たさない人間には容赦ない制裁

社長も来て借金の話をされるが相変わらず口先で逃げつつ、とりあえずは一応、仕事に復帰する。
しかし、その後も借金癖は全く治らず、前借りもH氏からの借金もかさみ続け、

2年で逃亡



したはいいが、アパートの住所なども全てバレていたため、H氏からの制裁が……

逃亡後、久々に帰宅すると……

新しい仕事に使っていたスーツは浴槽の中に投げ込まれ、台所の醤油・調味料・麦茶パック50袋を投げ込まれ、水が溜められていた。

スーツ以外の私服やパジャマは、布団の上に全て置かれ、醤油などをかけられている。

部屋中に洗剤と水を撒き散らされており、Tの部屋は、寝られる場所すら無くなっていた……



つづく



梅宮貴子



◇上記のタグを自分のサイトに張ってリンクしよう!


探偵ファイルのトップへ戻る

前の記事
今月のインデックス
次の記事