●更新日 12/14●
若妻の淫乱生活 女探偵の日記C
1・2・3
その画像とは、黒いブーツの画像。
片足分だけ写っている。
南雲さんは美香さんがこのようなブーツを履いているのは見たことがなかった。
次の画像もブーツ。
次はただのヒール。
いくつもブーツやらヒールの画像がでてくるが、どれも見たことがない。
一体何なんだ?
とりあえず、美香さんがお風呂から出る前に携帯を元に戻した。
その後、何もなかったように美香さんと娘の話をするが頭の中はぐちゃぐちゃだった。
一度疑いだすときりがない。
南雲さんは翌日も『何か』を探すために、今度は美香さんのクローゼットを物色することにする。
美香さんのクローゼットは家の一番奥の部屋にあり、自分はその部屋に入ったことがない。自分のクローゼットは寝室にあるからだ。
美香さんがお風呂に入っている間にその部屋を物色をした。
そこで見つかったのは、見たこともない派手な下着と皮のムチ。そしてロープやらろうそく。
そんなものたちが何気なく一つの布製バックに入っていた。
これは間違いなくSMグッズ。
そういえば、昨日見た画像のブーツやヒールはすべて驚くほど鋭く細く高いヒールだった。
南雲さんは愕然とする。
「アイツは一体どこで何をしているんだ?」
その翌日、南雲さんはガルエージェンシーに相談にいらっしゃった。
つづく
総合探偵社ガルエージェンシー
|