●更新日 10/19●


バレエ教室潜入


ある男性調査員から突然「急で申し訳ないが、潜入1件頼む」と言われ、
私は特に何も考えず「いいですよ」と返事をした。
男性調査員が行う予定の調査だったけど、予備調査の段階で「自分無理」と判断したらしい。

言われた潜入先は・・・


男性調査員「バレエ教室 だ」
アタシ  「・・・。まじっすか?」


写真 えへ。


え?そんなビビルところ?とお思いでしょうが
立位体前屈マイナス20センチの私にとって、バレエ教室なんて地獄のよう。
しかも、ただ見てくればいいわけではなく、実際にやらなきゃいけない。


アタシ「バレエなんてできねぇ〜」(もちろん心の声です)


しかし、調査だから行かないわけにはいきません。


老体にムチ打って行きましたよ。
バレエシューズなんて買っちゃいましたよ。
白いタイツも買っちゃいましたよ。

当日、教室に入った時点で緊張が走る。
見る限りで(20人ぐらい)私ばりに硬い人間がいない。しかも予想以上に男子がいる。
みんな軟体動物ばりだ!

「そんなに硬いのに、バレエなんかできるわけないだろう!」
「もっと若い頃からやらなきゃだめなんだよ!」
「バレエなめてるだろう!」


なんて言われたらどうしよう。(上記はもちろん想像です)


潜入の時は、その辺を異常に気にしてしまうのですが(私不自然?など)
このとき程、自分がこの空間で浮いてると感じたことはありませんでした。


しかし、始まってみれば皆優しく、
「身体をやわらかくする為に始めたのよ」なんて言ってる人もいて一安心。


まぁ実際バレエというものを生まれて始めてやったら、足つりまくりましたけどね。
もう若くないから、動きもちっとも覚えられないし
白いタイツも似合わないし
油断するとまた足つるし

しかし、調査だけはきっちりやってきましたよ(当たり前)


探偵たる者、柔軟もしなきゃいけなかとです。



ガル探偵学校



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