●更新日 10/04●


世界一美しいミイラ


1920年に2歳で亡くなったロザリア・ロンバルドちゃん。
コレが死後90年近くたっていると思えますか?


ロザリア・ロンバルドちゃん 当時2歳

ミイラといえば・・・

この口の開き方が怖い・・・

こんなの想像しますが、彼女は全然違います。

ふっくらした頬も、長いまつ毛も、形のよい唇も、まるで眠っているよう。
信じられないですが、彼女は90年も前に死んでいるのです。

この少女の亡骸は、今もイタリアのカプチン・フランシスコ修道会の地下墓地に眠っています。
カプチン会とはカトリックの教会内で厳格な信仰生活を旨とする「修道会」の一つ。
カプチン会では死体の埋葬時に一種のミイラ保存を行っていました。


みなさんきちんとお洋服着てますね


約8000体のミイラさんがいます


ロザリア・ロンバルドちゃんはこの納骨堂の一番奥の部屋で眠っています。


この美しいミイラの防腐処理を施したのが、アルフレード・ソラフィア医師ですが、彼はこの方法を明かすことなく亡くなっているので、しばらく謎に包まれていました。
しかし、これはある一定の条件が重なり死蝋化現象となった為と、今日ではわかっています。皮下脂肪が蝋状物質に置き換えられている状態なのです。


『20世紀の奇跡』と言われるロザリア・ロンバルドちゃん。
一般の観光客でも見ることが出来るようなので、イタリアに行った際にはロザリア・ロンバルドちゃんに逢いに行ってみてください。


ちなみに普通のミイラの作り方



探偵の作り方



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