●更新日 09/29●


日本人で唯一人、殺しのライセンスを持つ男


皆さん、バウンティ・ハンターという職業をご存知でしょうか?
バウンティ・ハンターとは、“賞金稼ぎ”のことです。
逃亡犯人を捕まえて引き渡し、その代わりに賞金を得るのが仕事。
現在日本においてはこうした資格制度はありませんが、そんな中、アメリカに渡り単身バウンティ・ハンターとして活躍する日本人がいます。

写真 荒木秀一さん(43歳)

94年に渡米、FRP(Fugitive Recovery Professionals)に所属し、バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)としてロスアンジェルスを拠点に世界を股にかけ、犯罪者摘発に精力的な展開を見せる。現在、連邦捜査局FBIやUSマーシャルが追跡中の凶悪犯の捜査協力。99年にインドネシア警察本庁のアンダーカバーコップ(潜入捜査官)としてバリ島で従事。一方、作家として自らの体験を基にした執筆活動も行っており、著書多数。


この荒木氏の調査術、そして様々な体験談が聞ける講義が、ガル探偵学校でスタートします!!

荒木氏からのメッセージ

はじめまして。このたびはガル探偵学校で講師を務めることになりました、メディアでは殺し屋呼ばわり(苦笑)のバウンティハンターでお馴染みの荒木秀一です。

これまでに国内をはじめ、海外でも数多くの秘匿業務をこなしてきました。それも、原点である探偵に従事しなければ成し得ないものだったと思っています。
当時は学校もなく、場数を踏み手探りで仕事を覚えていかなければなりませんでした。しかし、成功率は90%を誇るので、天性の才能を見出して調査業の頂点であるバウンティハンターへとステップアップしたわけです。

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よく勘違いする方がいますが、探偵は映画やドラマのように警察に協力して動いたり銃を所持することはありません。

何故ならば民間レベルのみの案件に許された職務だからです。

逆にハンターは8割が探偵のように「情報収集」「尾行」「張り込み」ですが、対象者が危険な犯罪人ですから残2割は捕獲のために警察と同等の権限が与えられているのは当然です。

なので生死の間に立たされる修羅場はほとんどですね。国内で探偵として活動するぶんには危険な目にはあまり遭遇する事はないでしょう。

しかし安全神話が崩壊した今では油断禁物といえます。特殊業務に従事しているという自覚は常日頃から持つべきでしょう。

写真

ハンター、探偵に共通していえる事ですが、我々の業務活動は、動物的な嗅覚、勘、粘り、機転の良さが鈍ければ成り立ちません。

とはいえ、基礎を熟知し、経験を積むことによりスキルアップしていけば誰にでも一流の探偵や海外のエージェントになる可能性を秘めていると信じています。

カオスの現代において、人々の心の暗部に光を差す役割を担うエキスパートが数多く活躍してくれることを深く願うしだいです。



ガル探偵学校



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