●更新日 08/24●


立川署ストーカー警官女性を射殺


警察官が職務中に職務放棄して業務用の拳銃で女性を射殺。そして自殺。
無理心中なんて新聞に出ていたが、これは立派な殺人じゃないですか。
我々はとうとう制服警官まで疑わなくてはならなくなってしまったのですね・・・

事件を起こしたのは警視庁立川署地域課、友野秀和巡査長(40)
21日東京都国分寺市のアパートで友野秀和巡査長が制服姿で拳銃自殺しているのが見つかった。この部屋の住人のキャバレー勤務、佐藤陽子さん(32)も胸と腹を2発撃たれて死亡していた。

写真 被害者には「友ちゃん」と呼ばれていたらしい。

この巡査長、典型的なストーカー。
被害にあった佐藤さんの勤め先のキャバレーに入り浸り、色々な女の子を指名しては、身体を触るなどの行為をし、他の女の子にもストーカーまがいなことをしていた。
その他、佐藤さんのアパートの前で3日間朝から晩まで待っていたこともあるという。
事件当日の佐藤さんからのメールには「ともちゃん、もうほおっておいてよ」「むかつく」などとあり、失望をした巡査長が自宅に乗り込み事件を起こしたのではないかと見られている。

そして遂には興信所を使って佐藤さんのことを調べあげていたという事実が発覚!!
これは同業者として大変残念です。
一番気をつけなければいけない「ストーカーからの調査」。
ガルエージェンシーでは絶対に受けておりません!!
ストーカーからの調査依頼は話を聞いている段階で大方わかります。
「婚約者だけど、相手の実家の住所を知らないから調べてくれ」(それで婚約者?)
「毎朝電車で会う彼女のことを知りたいから調べてくれ」(ストーカー予備軍)
などなど・・・。
おかしな部分が必ず出てくるのです。

しかしストーカーという生き物は本当に迷惑です。
なぜ、佐藤さんが殺されなければならなかったのか残念でなりません。
報われない恋を嘆くなら、どうか一人で逝って欲しかった。

写真 事件があったアパート

ストーカー対策はとにかくスピードが命。
「おかしいな・・・」と思ったら直ぐに動き出さないと、今回の事件のように取り返しがつかないことが起こる可能性が高くなります。

ストーカーの思考回路は我々の理解の域を超えています。
「なぜそこでそう思う?」が沢山、沢山、沢山出てきます。
その良い例がこちら。


いつ、誰が狙われるかわかりません!
男子も女子もくれぐれも注意してくださいね。



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