●更新日 08/20●


事件から10年 酒鬼薔薇聖斗


事件から10年。


97年2月から5月にかけて起きた神戸連続児童殺傷事件。
あの酒鬼薔薇聖斗こと、東真一郎(あずましんいちろう)は今年の7月7日で25歳になった。

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週刊SPA!に、現在の酒鬼薔薇聖斗の居場所の極秘取材特集が組まれているが、実際今何処に住んでいるのかは不明。
少し前に住んでいた場所として西日本の某地方都市と書かれていて、そこでは寺院に世話になり、コンビニでアルバイトをしていたとされている。
全国のあちこちに出てくる『酒鬼薔薇聖斗がこの町にいる』という噂話はもはや都市伝説となっている。


神戸連続児童殺傷事件。

児童5人が襲われて、そのうちの2人、山下彩花ちゃん(当時10歳)と土師淳くん(当時11歳)が殺された。
彩花ちゃんは金属製のハンマーで頭を殴られ、1週間後脳挫傷でなくなった。 脳の損傷により頭や顔が腫れ上がり、医師は手の施しようがないと呻いた。
「手を洗う場所を教えて欲しい」という酒鬼薔薇の問いかけに素直に応じた結果であった。
生きていれば今年で20歳だった。

写真 山下彩花ちゃん


顔見知りであった淳くんには「亀を見せてあげる」と誘い、通称タンク山と呼ばれる丘で首を絞めて殺害。その後、金ノコギリで首を切断。その際、酒鬼薔薇は 「勃起をし射精をした」と供述した、と言われている。切断の際、血がこぼれないよう黒いビニール袋を敷いて行い、そこに溜まった血を一口分飲んだとされている。
理由は「僕の血は汚れているので、純粋な子供の血を飲めば、その汚れた血が清められると思ったから」
淳くんの頭部は市立友が丘中学正門前にむき出しの状態で置いてあった。淳くんの口には第一の犯行声明文が差し込まれていた。

写真 土師淳くん

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知的障害があった淳くんを酒鬼薔薇の一番下の弟は良く面倒を見ていたという。


以前、酒鬼薔薇の両親の手記「少年A この子を産んで・・・」を読んだことがある。
ひっきりなしに鳴るドアチャイムに抗議電話。ポストには抗議文の嵐。
もちろん外など歩ける状態ではない。何が飛んでくるか分からないからだ。
床に頭をこすり付けて謝ったところで淳くんは帰ってこない。
何処で何を間違い、我が子がこんな凶行に及んだのかと何度も自問してみるが答えはみつからない。当たり前だが人を殺していいなどと教えてはいない。
誕生日には手作りのケーキを焼き、上手に絵がかければ褒めていた。

でも息子は”殺人鬼”となった。

「虫も人と同じ大切な命なんだよ」と教えたことを、酒鬼薔薇は「人も虫と同じだから殺してもいいと思った」と述べている。

子供を育てることが怖いと初めて思った事件だった。



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