
●更新日 07/05●
結婚詐欺師を捕まえろ!4 〜正体不明の男〜
1・2・3
「あの男です。前川卓です!」

探偵が半年かけて探し続けてきた男がやっと目の前に現れた。
そのまま二人の尾行を続けると、打ち合わせどおりの喫茶店に入っていった。
【女性調査員の証言】
初めて会って挨拶を交わしたと思ったら直ぐに東京ミッドタウンに連れて行こうとする 。打ち合わせでは、身重な依頼者のことを考え、出来るだけ移動しないように決めていたので、前川を制して「ここでお茶がしたい!!」と甘えるように駅ビルのカフェに入りました。その後は前川卓(自称)の自慢話を笑顔で聞いていました。
女性との会話が盛り上がっている最中に、探偵はM子さん親子を伴って会話をさえぎるように、あくまで冷静に且つ優しく声をかけた。
探偵:「前川卓さんですね?!」
前川:「!!・・・おたくは誰ですか?」
探偵:「前川卓さんですよね?私の質問に答えてください!」
前川:「・・・はい、そうですが・・・」
驚いた顔をしながら周囲を見渡した。次の瞬間、ルイヴィトンのバックを持とうとしたところを、探偵はすかさずカバンを掴み、
探偵:「もう逃げられないですよ!なんだったら警察呼びましょうか?叩けば埃が出ることは判っているんですから!」
前川:「・・・」
事態を理解しつつも、動揺を隠せない前川。しかし観念したのか、M子さんとの関係も直ぐに認め、M子さんのお腹の子供に関しても、
前川:「自分の子供です」
と素直に認めた。

自ら念書まで書いた。
前川本人が自ら率先して書いた念書
しかし私達は、それでもこの男言うことを信用していなかった。こういう類の結婚詐欺師はどんな状況でも平気で嘘を言えるのである。当然、何かあったら警察に持ち込む為に録画と録音しながら会話をしていた。しかし前川卓という男は、身分を証明するもの(運転免許証やパスポートなど)を何ひとつ持っていないのである。
アメックスカードも偽造カードの可能性あり
たぶんカード裏側の署名を見せながら自慢していたのでしょう
前川:「これらのカードも使えないんです!」
などと自ら墓穴を掘るようなことを言ってくる。
このままでは埒があかないので、M子さん親子を伴って前川卓の自宅に向かった。
この男が前川卓(自称)
タクシーで数分後、前川卓(自称)の自宅に到着した。
しかし、そこはマンスリーマンションだった。

つづく
総合探偵社ガルエージェンシー
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