僕はパパを殺すことに決めた
こんな本が出ていいの?
昨年6月、奈良県田原本町の医師宅で妻子3人が焼死した放火事件を巡り、殺人などの非行事実で中等少年院送致となった元私立高校1年の長男の供述調書を引用したとする本が出版された。
著者はジャーナリストの草薙厚子(くさなぎあつこ)
本名 大越厚子
調書内容が本になるとは・・・ 早速、奈良家裁に問い合わせてみた。
Q 供述調書を本にすることは違法ではないのですか?
調書の引用が事実であるならばプライバシーの侵害ということになるが、まだはっきりとお答えできない。
こちらかのコメントと致しますと、誠に遺憾だということのみです。
Q 先週の25日の段階で奈良家裁からの漏洩はないということでしたが、今現在(28日)ではどうでしょうか?
奈良家裁からの漏洩はございません。
Q 本来調書は家裁の外に出る物なのですか?
弁護人の方や鑑定の方など必要最低限の方にコピーなどをお渡しすることはあります。
Q 違法云々の前に、非公開の調書を本にするなどと言う事は常識ではありえないということですか?
はい。そうです。
24日発売の『週刊朝日』に、草薙氏のインタビュー内容が出ている。
これを読めば親子間の問題がどこにあったかはおおよそわかる。
親子間の事実も衝撃的だが、調書を本にしちゃった方が衝撃的だ。
ちなみに草薙氏は調書を本にして出版するのに1ヶ月悩んだとのこと。
そしてこの草薙氏、盗作疑惑まで浮上している。
『少年A矯正2500日全記録』(文藝春秋)という「酒鬼薔薇聖斗」の更正プログラムに関して記述した本を、仮釈放される絶妙なタイミングで刊行し、大宅壮一ノンフィクション賞の候補になるが盗作疑惑が浮上して受賞は逃している。
その件に関してはジャーナリストの横山政起氏が草薙厚子から受けた被害をネット上に記している。
(ジャーナリスト草薙厚子を告発する会)
草薙氏は短期間ながら東京少年鑑別所の法務教官を勤めていたらしいが・・・
盗作疑惑やら告発する会なんか作られちゃった人に矯正教育させれるのも考え物だ。
総合探偵社ガルエージェンシー
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